タグ別アーカイブ: 善玉菌

  • 今回は、便秘と「デトックス」について、便秘薬メーカーの視点で考察と提案をしてみたいと思います。   今の日本で「体から毒を出すことを指す言葉は何ですか?」と問えば、恐らく、かなりの方が「デトックス」と答えるでしょう。実際にデトックスをうたう商品が巷に溢れています。   実はこの言葉は医学用語ではなく、また法的な定義もありません。そのため、まともな根拠もなくデトックスをうたう健康食品や健康器具の広告が後を絶たず、この言葉自体が、やや胡散臭いイメージを帯びてしまっているように思います。便秘薬も、便を出すという効能がデトックスのイメージと結びつきやすいので(商品名も毒掃丸ですから…)、私たちもこの状況とまったく関係がないとは言えません。「便秘薬を飲むと、デトックスになるんでしょ?」と聞かれて答えづらい思いをすることも結構あります。   そこで、今回と次回の2回に分けてデトックスについて整理をしてみることにしました。今回は、「デトックスを理解する」と題して、デトックスを考察し(最初に敢えて冷めた目で見て)、その後で私たちなりの提案もしてみたいと思います。   1.世の中のほとんどの毒に対して、巷でいうデトックスは無力で、便秘薬も効果がありません 毒とは、生体に悪い影響を引き起こす物質のことです(生物由来の物質も含みます)。口から入るものもあれば、目や皮膚から入ってくるものもあります。それら毒性のある物質の範囲は、デトックスという言葉から漠然とイメージする「毒」と比べ、驚くほど広いです。   毒の範囲の広さを体感するために、化学物質の安全対策に関する我が国の法体系をみてみましょう。毒性をもつ化学物質から私たちの身体と生活を守ってくれる法律は、実はたくさんあります。 毒劇法労働安全衛生法農薬取締法食品衛生法医薬品医療機器法家庭用品規制法建築基準法化学物質審査規制法土壌汚染対策法水質汚濁防止法大気汚染防止法廃棄物処理法 以上の法律があり、それぞれが、人体への毒になる膨大な量の化合物について、定量的に客観評価し、物質の急性毒性、慢性毒性、発がん性、催奇性、環境毒性などの見地から、専門的知見に基づいてリストを作り、社会活動を規制しています注1。   毒といっても、例えばダイオキシン・ベンゼン・重金属といった化学物質を、社会として活用しながら生活者の身を守るためには、法律・科学技術・医療の総力を挙げて対処する必要があるのです。個人がサプリによるデトックスで自衛できるものではないということです。それよりも、特定の物質への暴露が増えないよう、多彩な食材を食べるなどの工夫の方が有効でしょう。もちろん便秘薬もこれらの化学物質の解毒には何の効能も認められていません。   続いて、もう少し身近な食中毒についても見てみましょう。食中毒とは、人体の毒となる物を食べてしまうことにより、健康を害してしまうことです(ちなみに中毒の語源は「毒にあた)る」です)。食中毒の原因となるものは、法的にみるとかなり広く、細菌、ウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫などが含まれています。関連する法律は、食品衛生法と、コロナ禍で一躍有名になった感染症法です。食中毒の原因の代表例としては、ウイルスではノロウイルス、菌ではO157、自然毒ではフグ、化学物質では魚に含まれるヒスタミン、寄生虫ではアニキサスが挙げられます。指定感染症とされているものとしては、コレラ菌や赤痢菌があります。とても怖い名前ばかりに見えます。皆さまもご存じのものが多いのではないでしょうか。   食中毒から身を守る方法は、「つけない」「ふやさない」「やっつける」で、これは食中毒予防の三原則と呼ばれています注2。ちなみに3つ目の「やっつける」は、十分に加熱することなどであり、デトックスサプリを服用することではありません。また、当然ながら便秘薬も食中毒への効能は認められていません。   ざっと俯瞰すると、この世界にある実際の毒のほとんどは、巷でいわれているデトックスと次元が違うところがあるようです。デトックスに医学的・法的な定義がない理由や、多くのお医者様や行政が冷淡な理由も、察することができる気がします。結局、多彩な食材を用いたバランスの取れた食事を心がけることと、衛生対策をきちんと行うことが、最も効果的かつ経済的な「毒」対策なのではないでしょうか。     2.腸内環境を整えることや、便秘をしないようにすることで、一部の毒から身を守ることができます 一方で、デトックスに良いイメージを持っている方は、恐らく前項のような本来の解毒というよりも、「今より健康になる」ことを求めているのだと思います。そうした思いに答えるために、この項では、便秘薬メーカーの視点から、毒から体を守るために私たちにできることを2つ挙げておきたいと思います。これらをデトックスと呼ぶかどうかのご判断は、皆様にゆだねたいと思います。   ① 腸内環境を整えて、大腸のバリアを維持しましょう 大腸には、粘液質のバリアがあり、有害な細菌から人体を守ってくれているのをご存じでしょうか。もしこのバリアが破綻すると、体内に腸内細菌が侵入し(バクテリアルトランスロケーション)、敗血症や全身性の炎症を引き起こしてしまいます。この大切なバリアを維持するために、腸内環境を整えることが大切であることが近年わかってきました。 口に入った食べ物は、まず胃や小腸でドロドロに消化され、栄養素が吸収され、大腸に運ばれます。大腸では、主に水分が吸収され、残ったものから便を作るのですが、その大腸には、100兆個ともいわれる大量の腸内細菌が生息しています。菌には、体に有益なもの(善玉菌)も多くいますが、有害物質を作り出すもの(悪玉菌)もいますし、食中毒を起こすような病原菌が食べ物に付着してやってくることもあります。粘液質の大腸のバリアは、腸の他の免疫細胞と力を合わせて有害な菌が大腸に直接触れないように守ってくれているのです。この粘液層は、腸内細菌の種類が減ってくると(腸内フローラの乱れ)、粘液が減ってしまったりして機能が低下し、腸内の炎症を引き起こすなどの異常がおこると考えられています注3腸活整腸薬注4の服用で腸内環境を良くし、良好な腸内フローラを保つことが大切です。   ② 悪玉菌を減らして、体内に吸収される有害物質を減らしましょう 大腸の中で、腸内細菌たちは、小腸で消化吸収しきれなかった食べ物や食物繊維を分解して生きています。善玉菌たちは、食物繊維やオリコ糖を分解し、人体に有益な物質を多く残してくれます。その一方で、悪玉菌は肉由来のアミノ酸やコレステロールなどを分解して、人体に有害な物質を多く残します。悪玉菌が作る有害な物質の中には、アンモニア、スカトール、インドールなど強い悪臭のもとになる物質が含まれており、便のいやな臭いの元でもあります。   こうした有害物質は、便として体外に排出されもしますが、一部は大腸から水と一緒に吸収されてしまい、体内に入ってしまうのです。大腸から血液に移行した物質は全て、全身を循環する前に門脈(腸から肝臓につながる血管)を通って肝臓に運ばれるので、主な有害物質はすぐに肝臓で分解されることになりますが、もし肝臓が弱っていると、有害物質が全身に運ばれてしまいます(健康な人の場合、最終的には腎臓から排出されます)。疲労臭と呼ばれるアンモニア臭い体臭や、便秘の人の臭い息などは、腸から血中に溶け込んだ有害物質が原因だと考えられています。   腸内フローラが悪玉菌優位になると、そうした有害物質の産出量が増えてきます。また、悪玉菌は腸の働きも悪くするので、便秘がちになり、便の滞留時間が増えることで、大腸と有害物質が接触している時間も長くなります。腸活整腸薬注4の服用で腸内環境を良くし、良好な腸内フローラを保つことが大切です。また、便秘になった場合は、水をよく飲んだり便秘薬を適切に活用するなど、便秘解消(おすすめのセルフケアの方法は→こちら)を心がけていただきたいと思います。   ^^^^^^^^^^^^^ 以上、デトックスについて記してみました。デトックスは医学的にも法的にも定義されていない言葉ですから、何を毒と考え、どのような手段をデトックスに含めるかは、慎重に考えるべきことだと思います。 次回の「便秘と「デトックス」②」では、江戸時代の医学思想と便秘薬の歴史に、デトックス的思考の源流を見出してみたいと思っています。     注1:法律の羅列は、次のサイトを参考にしました。独立行政法人製品評価技術基盤機構 https://www.nite.go.jp/chem/hajimete/lawquery.html 2021年7月13日アクセス 注2:食中毒については、次のサイトを参考にしました。厚生労働省 食中毒|厚生労働省 (mhlw.go.jp) 2021年7月14日アクセス 注3:大腸のバリア機能についての参考文献:本田 賢也:  腸内細菌と腸管, 領域融合レビュー, 2, e011 (2013) 注4:整腸薬は、腸内細菌のうち善玉菌と呼ばれる体によい菌や、食べ物の消化に必要な消化酵素の補充を行うことで、腸の調子を整える薬です。詳しくは「便秘解消を目指して ~便秘のセルフケア~」の回をご覧ください。 ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸毒掃丸整腸薬のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)  

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  • 皆さまは、ゴールデンウイークはどのように過ごされていますでしょうか?去年に引き続き、思うように出かけられない状態ですが、気候が良い時期なので工夫して楽しみたいものですね。 本ブログでは、前回『「腸活」について①』として、腸活全般についてお話しましたが、今日は腸に良い食生活について書いてみたいと思います。腸に良い「食べ物」ではなく「食生活」をタイトルに選んだのは、食材だけでなく、食生活のあり方全体を腸に良いようにして頂きたいからです。 ◆本日の構成:食生活のポイント1~5→実践レシピ→食生活のポイントについてのミニリンク集 腸に良い食生活には5つのポイントがあります。   ポイント1 朝食を食べる きちんと朝食を食べるようにしてみましょう。空になっている胃袋に食べ物が入ると、それが刺激となって腸が動き、お通じを促してくれます。また、朝起きたときにコップ1杯の水を飲むのも同様におススメです。この仕組みは胃結腸反射と呼ばれ、蠕動(ぜんどう)運動がおこることにより、大腸の内容物が一気におしりの近くまで運ばれて行きます。   ポイント2 ヨーグルトなどの乳酸菌を摂る 前回お話したように、ヨーグルト等に含まれている乳酸菌をはじめとする善玉菌は、その代謝物で腸の動きを高め、また有害な菌の働きを抑えることで、便通を良くしたり便の状態を改善したりしてくれます。沢山種類がありますから、自分に合ったものを見つけ出して、積極的に食べて頂きたいです。同じものを毎日1~2週間食べ続け、おなかがグルグルと動くような状態になるものが、自分に合うヨーグルトと考えられます。   ポイント3 食物繊維を摂る 食物繊維もしっかり摂りましょう。食物繊維は、人間の消化酵素では分解できないのでそのままではエネルギーになりませんが、腸の健康のためには大切な存在です。まず、水に溶けにくい不溶性食物繊維は便のカサをふやしてくれ、快便をもたらします。水に溶ける水溶性食物繊維は、便をやわらかくしてくれる上に、善玉菌のエサになり、結果として善玉菌を増やしてくれます。 不溶性食物繊維を摂れる食材:大豆、ゴボウ、穀類、野菜、きのこ(えのき・しめじに多い) 水溶性食物繊維を摂れる食材:海藻、果物、さといも、きのこ(なめこ・しいたけに多い) 上記以外にも、あらゆる植物・穀物に含まれていますから、どれか一つに絞るよりも多くの種類を摂るように心がけてはいかがでしょうか。記事末尾のミニリンク集に、文部科学省による含有量ランキングを貼っておきましたので、更に調べたい方は是非どうぞ。   ポイント4 発酵食品を摂る 発酵食品には、善玉菌自体が豊富に含まれていますので、おいしく味わい深いだけでなく、腸の環境を整えてくれます。 発酵食品の例:ぬか漬け・納豆・キムチ・味噌・チーズ   ポイント5 オリゴ糖を摂る 炭水化物のうち、人が分解できない食物繊維を除いたものを糖質といいますが、オリゴ糖はその中の一部を差す言い方です。食事で摂ったオリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサになります。その結果、善玉菌が増えて、腸内環境を改善することができます。 オリゴ糖を多く含む食品の例:タマネギ・ニンニク・アスパラガス・キャベツ   実践!腸活レシピ 多くの種類の食物繊維と、オリゴ糖含有食品を使って、和風ペペロンチーノパスタを作ってみました! 食材はどれも食物繊維どっさりで、玉ねぎとにんにくにはオリゴ糖が豊富に含まれています。 レシピ 材料 4人分 厚切りベーコン 80g 細切り 玉ねぎ1個 薄切り れんこん1節 薄い半月切り エリンギ1本 薄切り しめじ1/2パック ほぐす えのきだけ1/2パック 半分の長さに切ってほぐす にんにく1片 みじん切り 赤唐辛子(量はお好みで)種をとって小口切り 塩昆布 大さじ1〜2 バター20g 醤油大さじ2〜 オリーブオイル お好みのパスタ 400g 腸活レシピの材料たち 写真は4人分の具材ですが、すごいカサで、いかにも腸によさそうです(^^♪ 作り方 ①鍋にパスタを茹でるお湯を沸かします。 ②別の鍋又はフライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくを入れて弱火で香りを出し、ベーコン,赤唐辛子も入れて炒めます。 ③②を中火にして玉ねぎ、れんこんを炒め、しんなりしたらきのこ類を入れて塩を全体にふり、混ぜて蓋をします。途中蒸気が出てきたら焦げないように弱火にします。 ④パスタを茹で始めます。 ⑤③にバターと塩昆布を入れて混ぜます。 腸活レシピを料理中 ⑥パスタは表示の時間より1分前にザルにあげ、水分をきって⑤に入れます。醤油で調味して出来上がりです! 腸活レシピのパスタ おいしく楽しい食事の後には、毒掃丸整腸薬(サンプルはコチラ)も忘れずに服用しました。善玉菌の仲間のラクトミンが含まれているだけでなく、消化酵素が食べ物の消化も促進します。まさに腸爽快ライフです。 毒掃丸整腸薬   ミニリンク集 便秘対策: 便秘のはなし | 便秘薬の毒掃丸でおなじみの山崎帝國堂 (dokusogan.jp) 便秘と食事: 便秘と食事 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp) 不溶性食物繊維を多く含む食べ物ランキング(文科省):食品成分ランキング (mext.go.jp) 水溶性食物繊維を多く含む食べ物ランキング(文科省):食品成分ランキング (mext.go.jp) 写真:腸活レシピ 和風ペペロンチーノパスタ (調理したのは妻です) ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 「腸活」という言葉は、今や大変広く知られています。 先日弊社のツイッターにて、「ブログで読んでみたくなる記事は何ですか?」とアンケートで聞いてみたところ、このように↓、圧倒的に「腸活」に人気が集中しました。 ブログで読んでみたい内容は、腸活がトップ 「腸活」というのは割と新しい言葉で、「婚活」や「終活」と同じ「〇活」族のひとつですね。「〇活」という言葉は、前向きかつ包括的で便利だからか好感度が高いようで、文化庁の「令和元年度「国語に関する世論調査」の結果の概要」によると、「〇活」のような言い方を他人が言うのが気にならないと答えた人の割合は90%にのぼるそうで、これは「〇ハラ」「〇ビズ」「アラ〇」等より多いとのこと。 しかし、こうした何かをひとくくりにするような言葉は、イメージは湧きやすいものの、具体的な中身はイマイチ分からない…そう感じませんでしょうか?   ■腸活って、なに? 私たちは腸活を定義する立場にはありません。でも、長年この業界の動きを見てきたので、世の中の腸活を整理してお伝えすることはできそうです。今日は、『「腸活」について①』として、イマイチ分かりにくい腸活を、一般の生活者の方々向けに、独断で整理してみたいと思います。   腸活の目的 (1)便通を改善する (2)腸管免疫を整える (3)(1)(2)の結果としての痩身、美容、長寿など まず(1)と(2)ですが、相当な広がりがあるテーマなので、今は深入りしませんが、(1)はメジャーかつスタンダード、(2)は新たに脚光を浴びた、といった感じでしょうか。 (3)になると、やや高次な目的で、情報通の人の中には、ここまでの成果を期待している人が結構いらっしゃるのではないでしょうか。実際の人体は複雑ですから、あまり短期的で明確な成果は期待しないほうが無難でしょう。ただ、腸活を一生懸命実行しているうちに、だいたい半年くらいで、食の好み全般や生活リズムが今より健康的なものに変わってくるはずです。そうすると美容健康上の様々な好影響が大いにみられるでしょうから、結果的に目的が達成できるかもしれません。   腸活のアプローチ (A)善玉菌のチカラを借りる (B)それ以外のやり方で腸の動きを正常にする 腸活の目的を達成するためのアプローチは、大まかに、この2本立てと思って問題はないと思います。 (A)についてだけ、簡単に解説しておきます。 広く知られているように、腸の中にはたくさんの(およそ100兆個)細菌がいて、私たちの体はそのうち善玉菌と呼ばれている菌の力を借りて生きています(良く知られている乳酸菌やビフィズス菌は、善玉菌の代表格です)。まず、善玉菌は、その代謝物で腸の動きを高め、また有害な菌の働きを抑えることで、便通を良くしたり便の状態を改善したりしてくれます。 そして、善玉菌は免疫力を整えるのではないかと注目されています。腸は宿命的に様々な微生物にさらされますから、腸管には免疫機能にかかわる細胞が多く集まっており、免疫細胞は腸内細菌と共生しながら体を守ってくれています。基礎研究レベルで研究が進んできていて、腸管の免疫の機能は腸内フローラ(ヒトの腸内細菌群全体)から様々な影響をうけていると考えらるようになってきています。そんな中、各種善玉菌が体の免疫全般を整えてくれることを示唆するような食品メーカーの調査結果も数多く出され、乳酸菌飲料市場などは大きく拡大しました。 かくして、善玉菌の力を借りることは腸活の目的を達成するための中心的なアプローチになっているのです。   腸活の具体的な方法 (A1)善玉菌を食す (A2)善玉菌のエサになるものを食す (A3)善玉菌が作り出すのと同じ良い物質を食す (B)自律神経の乱れをとる、便のかさを増すために食物繊維をとる、朝一杯の水を飲んで腸の動きを活発にする、腸もみ、体操等 人間は、生まれた時には、腸内に細菌を持っていません。生後間もなく母親から細菌を受け継ぎ、その後、食事や環境との接触を通じて徐々に善玉菌を含む安定した腸内フローラを作り上げていきます。(A1)から(A3)の方法は、その営みを意図的に補完しようとしているわけです。 (A1)から(A3)は、腸活の中核であるとともに、冒頭に張り付けたアンケートの第2位でもある便秘によい食べ物にもつながる話です。今日の目的は腸活の整理なのであっさり行きますが、このあたりは「食べる編」として次の機会に詳しく触れてみたいと思います。(B)についても、腸を動かすための魅力的な方法がたくさんあるので「動かす編」として改めて触れたいと思っています。 (A1)の善玉菌を食すとは、ご想像の通り、ヨーグルトを食べることや、乳酸菌・ビフィズス菌含有食品、サプリメント、あるいは整腸薬を摂ることです。腸活ブーム以前からある方法なのでエビデンスも豊富で、生きた善玉菌(プロバイオティクスとも言います)を食すことについては、排便回数の増加や腸管通過時間の短縮が認められるとして、慢性便秘の治療法の1つとしても推奨されています(「慢性便秘症治療ガイドライン」2017 南江堂)。当社のお客様相談でも、ヨーグルトを食べることは積極的におススメしております。 また整腸薬については「毒掃丸整腸薬」を販売しておりますので、こちらもぜひ一度試してみてほしいと思います(サンプルはコチラ)。   以上、他で見たことがないくらい駆け足で腸活全般を整理してみました。 一方で、便秘は様々な原因で引き起こされるので、実は腸活だけで便秘が解消されるとは限りません。なので便秘薬ユーザーの中には、腸活で便秘が改善せず期待外れに感じてしまう人がいるかもしれません。しかし、便秘が完全に治らなかったとしても、腸活は腸内環境が悪化しがちな便秘の人にこそ、実行してほしい、便秘薬メーカーとしてはそんな風にも思います。今後、腸内細菌についての研究はさらに進むとみられ、健康維持の重要課題として腸活の実践がこれまで以上に注目されてくるでしょう。 オマケといっては何ですが、Googleのサービスの一つ「Googleトレンド」で、「腸活」の検索ワードとしての増え方を調べてみたので張り付けておきます。この言葉を使う人が増始めた2011年からデータを拾いましたが、近年爆発的に増えてきていることが見て取れます。中でも、2015年の9月と、2020年の3月に高いピークがあるのがわかると思います。 腸活 – 調べる – Google トレンド 実は、どちらもテレビで腸活特集が組まれた日に跳ねているのです。2015年9月は「金スマ」で、2020年3月は「深イイ話」で腸活の話が放映された日に一気に伸びました(グラフの縦軸の目盛りは、最大値を100とした%)。TVの力ってすごいですね!   写真説明:コロナ禍が始まるまでは、私の電車選びの基準は「少しでも早いものに乗る」でしたが、去年の3月からは「少しでもすいているものに乗る」に変わりました。ガラガラの各駅停車の車窓に、残照の風景が流れていきます。 ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。今後、記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)    

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