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  • 便秘と腹痛

    2021.12.05
    毎日の生活の中で、お腹が痛くなった経験がない人は、ひとりもいらっしゃらないのではないでしょうか。腹痛の原因は多種多様で、症状も軽いものから重篤なものまで様々です。便秘に悩む人たちにとって、腹痛は身近なできごとです。今回は、便秘に関連した話題を中心に、腹痛について見てみたいと思います。  

    ■便秘のときの腹痛

     

    (1)便秘そのものによる痛み

        痛みは、脳が感じる主観的な現象で、体が傷害を受けたことを教えてくれます。つらく不快ですが大切な現象で、もし痛みを感じることがなければ、人はケガも病気も気にせず無理をしすぎてしまうことでしょう。痛みは、その原因で分類すると、傷害を受けたことにより痛みの受容体が刺激されておこる痛み(侵害受容性痛)と、神経そのものに起因する痛み等に分類されます。便秘が原因で起こる痛みを含めて、腹痛のほとんどは前者であり、実際に受容体が刺激されて起こります。そして、腹痛を痛みが発生する場所で大別すると、内臓にある受容体が刺激されておこる内臓痛と、内臓を取り巻く腹膜や腸間膜にある受容体が刺激されて起こる体性痛に分けられます。便秘そのものによる痛みは、主に、大腸で発生する内臓痛です。   内臓痛と体性痛は、感じ方が違います。内臓痛は、例えば腸の場合、傷つくことや熱が加わることでは感じず、内圧の上昇や収縮により内壁が無理に伸ばされたりすると発生します。痛む場所ははっきりとは知覚されず、深く絞り込むような、押されるような痛みを感じ、繰り返し(間歇的に)起こることも多いです。そして、悪心・嘔吐・発汗を伴うことがあるのも特徴です。一方、体性痛の方は、体の表面でおきる痛みと同じタイプであり、はっきりと場所のわかる痛みが持続的に置き、発汗などはふつう伴いません注1。   便秘になると、腸が内容物を運ぼうと蠕動運動を起こした時に、腸が収縮しようとしても便が邪魔になって正常な動きができず、腸管の内圧が高まり、内臓痛を感じます。痛む場所は、便秘の場合は左下腹部が多いといわれますが、当社の実感としては、日常の便秘では下腹部の中でも特に決まった場所に痛みが集中するわけではないように感じています。蠕動運動は、定期的に発生するので、痛みも繰り返し発生する傾向があります。ひどい痛みの時には、冷や汗をかいたりします。そして、やがて排便できると、痛みも解消します。読者の皆様にも、思い当たるふしがあるのではないでしょうか?   便秘で感じる腹痛から解放されるには、すでに溜まっている便を出してあげることが一番です。最も即効性があり確実性も高いのは、便秘薬の服用や浣腸の使用なのですが、本当は、ひどい便秘にならないように日ごろから心がけておくことが望ましいです。本ブログでは、便秘解消や、便秘のセルフケアについての記事が多くありますので、下記リンクをぜひご参照ください。   参考リンク:便秘解消 | どくそうがん社長ブログ (dokusogan.jp) / 便秘解消を目指して ~便秘のセルフケア~ | どくそうがん社長ブログ (dokusogan.jp)    

    (2)便秘以外の病気が潜んでいる可能性

        便秘が原因の腹痛がある場合に、単なる便秘以外の他の病気が潜んでいることはあるのでしょうか?便秘と腹痛以外に目立った症状がない場合、過度の心配は不要ですが、次のような疾患が隠れている場合がありますので、毎年の定期健診をしっかり受診し、症状が気になる場合には医師の診断を受けるようにしてください。  

    ①過敏性腸症候群(IBS)

      腸が、精神的ストレスや自律神経失調などの原因で刺激に対して過敏になり、便秘や下痢を繰り返す病気です。腸の動きが刺激に対して過敏になるため便秘や下痢を繰り返しやすく、腸の神経が過敏になるので、内臓痛も感じやすく、腹痛が繰り返し起こります。有病率は人口の10%程度にもなる一般的な病気ですが、日常生活に支障をきたしやすいのでQOL(Quality of Life :生活の質)が低下します注2。ストレスがたまったときなどに強い腹痛や、便秘、あるいは下痢を繰り返すようでしたら、過敏性腸症候群かもしれません。お医者様に相談してみるのがよいでしょう。   過敏性腸症候群のうち、便秘を繰り返すタイプの症状を、痙攣性便秘と呼ぶこともあります。  

    ②大腸がんなどの腫瘍で大腸の通りが悪くなっている

      大腸に、がんなどの腫瘍ができ、それが大きくなってくると、大腸内で便がひっかかって滞るようになることがあります。そのような場合、便秘(や下痢)になったり、腸の正常な動きが妨げられ、便秘の時と同じような内臓痛が発生します。大腸がんは、中高年になってから急に便秘がちになったような場合には、注意しなければならない疾患です。大腸がんは死亡者数で男性第3位、女性第1位のがんであり、年々増加傾向にあります(2018年時点)。毎年の健康診断で便潜血検査をちゃんと受け、気になる方は内視鏡検査を受けられてはいかがでしょうか注3。    

    注意!すぐに受診が必要なケース 便秘による腹痛がひどい場合に、稀に重篤化するケースがあります。腸の中で大量の便がカチカチに固まってしまうと、腸がふさがってしまい(腸閉塞)、敗血症腸穿孔腹膜炎などの重篤な状態をもたらすことがあります。例えば腸穿孔といって腸に穴が開いてしまうと、人工肛門になったり、命を落としてしまうこともあります。こうしたケースは稀ですが、突発的で急な激しい腹痛がある場合や、吐き気・嘔吐を伴う場合は、早急に受診するようにしてください。

        腹痛の女性    

    ■便秘薬の効きすぎによる腹痛

        実は、便秘薬の効きすぎによって腹痛になってしまう方もよくいらっしゃいます。当社の調査によると、市販の便秘薬を服用している人のうち、9%は水のような便が、36%が形がはっきりしない軟便が出ていると答えています注4、こうした便が出ている方は要注意です。便秘は非常に個人差が大きな症状であり、便秘薬の効果の現れ方は人によって大きく異なります。多くの便秘薬は、服用量が細かく調節できないので、服用量が多すぎると激しい蠕動運動が起きてしまうなど効きすぎる場合があり、その結果、大腸の内臓痛を引き起こしたり、下痢になったりしてしまうのです。薬の効きすぎは、体に負荷がかかるだけでなく、長期的には便秘薬が効きにくくなってきてしまいます。     もし便秘薬を服用して、下痢をしてしまったり、腹痛が気になるようでしたら、服用量を減らすか、服用量を調節しやすい便秘薬を選ぶかして、自然なバナナ状の便がでるような適切な服用量を探ってみてください。また、整腸薬(腸内細菌のうち善玉菌と呼ばれる体によい菌や、食べ物の消化に必要な消化酵素の補充を行うことで、腸の調子を整える薬)を併用することで、便秘薬の服用量自体を減らすこともおすすめです。     関連リンク1:複方毒掃丸ブランドサイトおすすめの服用方法複方毒掃丸の無料サンプルお申込みフォーム 複方毒掃丸は、6種類の生薬が自然に近いお通じを促す便秘薬です。小さな丸剤なのでのむ量を調節しやすく、ちょうどよいお通じを目指せます。また、複方毒掃丸には、痛みを和らげる生薬・カンゾウが配合されています。 複方毒掃丸   関連リンク2:毒掃丸整腸薬の製品案内毒掃丸整腸薬の無料サンプルお申し込みフォーム 毒掃丸整腸薬は、乳酸菌と消化酵素と4種類の生薬を配合した、シナモンのような爽やかな香りがする、のみやすい整腸薬です。 毒掃丸整腸薬 注1 参考文献:特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 緩和医療ガイドライン作成委員会編,  がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2014年版),2014年 金原出版株式会社・「痛みの基礎知識」, 一般社団法人日本ペインクリニック学会webサイト, 2021年12月5日アクセス 注2 参考文献:日本消化器病学会, 機能性消化管疾患診療ガイドライン2020ー過敏性腸症候群(IBS)改定第2版, 南江堂 2020、注3 参考文献:「大腸がんとは」, 国立がん研究センター中央病院webサイト 2021年12月5日アクセス 注4 インターネット調査 N=1029 詳細:プレスリリース「市販の便秘薬ユーザーの約50%が下痢や軟便に!? 便秘薬『複方毒掃丸』を販売する山崎帝國堂が消費者調査を実施」2019.08.08      ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸毒掃丸整腸薬のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • おならは、正常な生理現象です。とはいえ、社会生活をしていく上で多少の我慢が必要ですし、頻繁にしたくなるような日には、やはりちょっと気になるもの。今回は、そんなおならの正体、ニオイの原因、生活の上でとれる対処法などについて見てみたいと思います。その中で、気になる大腸癌や、女性の生理との関係にもふれてみます。  

    ■おならはどこからやって来るのか

      おならは、成人だと1日平均で回数は5~20回程度、量は0.5~1.5ℓ程度しているといわれています。いったいそのおならの実態は何なのでしょうか?まず最初に、おならとは何で、どこからやってくるのかを知っておきましょう。  

    (1)おならのもと・腸管ガスの正体

      おならは、腸管の中にあるガスが大腸を経て肛門から出てきたものです。ヒトの腸管の中には、最大200ml程度のガス(腸管ガス)があり、これが腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)で順次下へと運ばれ、おならになります。腸管ガスの成分は、99%以上が水素、酸素、メタン、二酸化炭素、窒素でなど無臭の気体であり、その組成比は体外の空気とだいぶ違います。また、これらのガスの割合や組み合わせは個人差がとても大きいです。そして、残りの1%未満はさまざまな臭気ガスで構成されていて、これがあの様々なニオイをもたらします(詳細後述)。   腸管ガスの組成は胃から大腸に進むにつれて変化していきます。  ガスの由来は、飲み込まれた空気、腸管内生成(消化液の化学反応と細菌代謝)、および血流から腸内への拡散で、 出ていく方は、げっぷ、吸収、細菌の消費、肛門からの排出です。これらの要素がとても複雑にからみあって、食べ物と一緒に長い旅をする間にできあがった腸管ガスが、最後に肛門からおならとして排出されます注1。   では、おならはどこからくるのでしょうか? 2021年11月の時点で、大手企業のWebサイトをはじめ、おならの大半は口から飲み込んだ空気である、と書いてあるケースが多く見受けられます。しかしながら、海外の研究で、食事をしてしばらくすると大腸の後半あたりで特にガスの量が急増することもわってきており注3、最近では、おならの大半は大腸で食物の残滓が腸内細菌に分解されることで発生していると考えられるようになっています注4。   但し、呑気症(どんきしょう)という空気を沢山飲み込んでしまう病気の人たちを調査した国内の臨床統計をみてみると、呑気症の人たちが訴える気になる症状の第3位が排ガス(第1位は腹部膨満、第2位はげっぷ)となっていますので、口からの空気も、個人差はあるでしょうが、多かれ少なかれおならになっていると思われます注5。  

    (2)おならと酸素の話

      先ほど腸管ガスの組成は人によって大きく異なると述べましたが、皆に共通している点もあります。それは、おならの中には酸素がほとんどないことです。大気中には酸素が21%含まれていますが、腸内のガスは、大腸に至るころには極端な低酸素状態になっていて、1960年代以後の主な研究データの平均値を計算した研究(メタアナリシス)によると、腸管ガス内の酸素含有率は、わずか2.3%です注2。   腸管に入った酸素は、少しずつ腸管から体内に吸収されます。また腸管上部の細菌のなかには酸素を消費するものもいるので、大腸に至るまでにその濃度はどんどん下がっていきます。皆さまも、腸内の細菌の中には人の役に立つ善玉菌がいるというのは聞いたことがあると思いますが、そうした善玉菌は酸素が苦手で、低酸素の大腸は棲息にピッタリの環境です。健康な大腸に沢山の善玉菌がいるのは、そこに酸素があまりないからなのです。   ところで、腸管の酸素濃度が低くなると、血中の酸素が腸内に漏れ出しても不思議ではないのですが、この点について最近の研究で面白いことが分かってきました。一部の善玉菌が出す物質が、ヒトの大腸上皮の細胞を元気にさせ、血中からでてくる酸素の消費を促進させ、そのことが大腸内の酸素濃度の上昇を抑えているというのです注6。こうして善玉菌の生育環境が保たれているとは、健康な腸内環境を恒常的に保つための、見事な仕組みに感心させられます。   ということで、腸管ガスは極めて酸素が少ない状態で肛門にやってきます。もし、おならだけを集めた部屋をつくり、その中に人が入ったら、ひどく臭いだけでなく、酸素不足により窒息して死んでしまうかもしれません。  

    (3)おならのニオイについて

      大腸の腸内細菌の営みで発生するガスには、無臭のものと、少量でも強いにおいをもつものがあることには、(1)で触れました。大雑把にいうと、食物繊維や炭水化物の分解ででるガスは無臭で、タンパク質や、ニンニクやニラのようなもともとニオイが強いような食べ物は、臭いガスの素になります。また、腸内環境の悪化や、便秘もおならが臭くなる原因になります。  

    ・食物繊維や炭水化物からつくられるガス

      食物繊維は大腸に棲む細菌によってしか処理されないため、食物繊維の多い食物(野菜や豆など)を多く食べると、腸内細菌の活動が活発になり、ガスの量も多くなります。また、炭水化物も同様にして分解されます。食物繊維や炭水化物を分解する腸内細菌は、いわゆる善玉菌や日和見菌(悪玉でも善玉でもない菌)と呼ばれている菌たちです。そして、分解するときに、水素やメタン、二酸化炭素といったガスが多量に発生し、腸管ガスとなります。これらのガスは、いずれも無臭です。  

    ・タンパク質やニオイが強い食べ物からつくられるガス

      タンパク質や、肉、ねぎ類・にんにく・にらといったニオイが強い(硫黄分が多い)食べ物を多く食べると、その残滓が大腸でウェルシュ菌などの悪玉菌によって分解され、その時に、硫化水素(卵の腐った臭い)、二酸化硫黄(マッチをすったときの臭い)、二硫化炭素(独特の不快臭)、インドール(大便臭)、スカトール(大便臭)などのガスが少量ながら発生します。これらのガスは、ニオイが強く、おならの臭さの素になってしまいます。そしてこれらのガスが増えれば増えるほど、おならのニオイは強くなります。タンパク質やニラなどの食品を摂りすぎた時、腸内環境の悪化で悪玉菌の数が増えた時、便秘などで便が長く腸内に留まった時には、そうしたガスが増えるので、おならのニオイが強くなります。  

    おならが臭いのは、大腸がんの初期症状? 大腸がんは早期の段階での自覚症状がほとんどなく、おならの臭い自体で大腸がんの疑いがあると判定することはできません注7。ただし、年を重ねると大腸がんになる可能性は高まりますし、腸内の善玉菌は年齢とともに減るため、おならのニオイも年を重ねるときつくなることが考えられます。気になる方は、健診の便潜血検査を定期的に受けたり、内視鏡検査を受けるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

     

    女性の生理とおなら 生理前におならのニオイが気になる方がいらっしゃるようです。そのような時には、便通も悪くなっていませんか?月経前に分泌されるプロゲストロン(黄体ホルモン)は、腸の蠕動運動を抑制するため、生理前は便秘になりがちです。便秘により腸内での便の滞留時間が増えると、タンパク質やニオイが強い食べ物の分解も進みやすくなり、おならのニオイが強くなることが考えられます。気になるようでしたら、下の項の(2)の対策を実践してみてください。

       

    ■おならにどう対処すればよいか?

      おならの正体とニオイの原因についてみてきましたが、では、私たちが生活上とられるおなら対策には、どのようなものがあるか、考えてみましょう。  

    (1)おならを溜めない、我慢しない

      まず、おならを不必要に腸内にためないようにしたいものです。おならが腸内にたまると、これが周辺臓器をも圧迫してしまいます。さらに、悪玉菌が生み出す臭いニオイの元の物質には、体に吸収されると有害なものがあります(本ブログ『便秘と「デトックス」①』もご参照ください)。また、臭いニオイ成分の硫化水素などが吸収しきれず残るので、後で出るおならは、より臭くなります。腸内にたまったおならは、有害物質とともに腸管から吸収されて血液中に溶け込み、全身へと運ばれます。血液中に溶け込んだおならは、皮膚や呼気から体外へ排出されますから、体臭や口臭がきつくなることもあります。   結局、おならは不要なガスを排出するための正常な生理現象であり、なくなることはありませんし、溜めても良いことはありません。その昔、徳川家康に仕え、108歳まで生きたという天台宗の高僧・天海大僧正は、3代将軍家光に対し、折々おならをすることは長寿につながるとの下記のような養生訓を伝えています。    
    ”長命は 粗食 正直 日湯(毎日の入浴) 陀羅尼(念仏) 折々ご下風(おなら) 遊ばさるべし”注8
       

    (2)おならを臭くしないように、食生活を見直し、腸活を心掛ける

      「おならのニオイについて」の項で、おならが臭くなる原因をみ挙げましたが、そうした原因を取り除いていけば、おならのニオイをおさえることができます。ニオイをおさせることができれば、我慢のし過ぎも減らせるのではないでしょうか。   ①タンパク質やにおいが強い食品を摂りすぎないようにする 大切な日の前などには、なるべくお肉やにら・ねぎなどの量を減らし、代わりに食物繊維や炭水化物を多く摂るようにしましょう。   ②腸内環境の悪化で悪玉菌の数が増えないようにする 日ごろから腸活を心がけ、腸内の善玉菌を増やすように、ヨーグルトオリゴ糖などを積極的に摂るようにしましょう。腸内環境を良くする活動のことを「腸活」と言いますが、本ブログでもたびたび取り上げてきましたので、是非ご参照ください。また、整腸薬を活用することも、一つの手段です。   ◎腸内環境を改善するポイント  ・自分に合ったヨーグルトを見つけて毎日食べる(詳しくは腸内環境と便秘 ①」)  ・発酵食品を摂る(詳しくは「腸内環境と便秘 ②」)  ・オリゴ糖を摂る同上  ・食物繊維を摂る同上  ・市販の整腸薬を活用する同上   →腸内環境の記事一覧腸活の記事一覧 関連リンク:毒掃丸整腸薬の製品案内毒掃丸整腸薬の無料サンプルお申し込みフォーム 毒掃丸整腸薬は、乳酸菌と消化酵素と4種類の生薬を配合した、シナモンのような爽やかな香りがする、のみやすい整腸薬です。 毒掃丸整腸薬 ③便秘などで便が長く腸内に留まらないようにする 便秘になると、腸内での便の滞留時間が長くなるので、腸内の悪玉菌によるタンパク質等の分解が進み、臭いニオイがする物質の産出量が増えてしまいます。先にも述べた硫化水素(卵の腐った臭い)、二酸化硫黄(マッチをすったときの臭い)、二硫化炭素(独特の不快臭)、インドール(大便臭)、スカトール(大便臭)などが増えることで、おならはとても臭くなります。また、血中への有害成分の移行や、無臭のガスの産出増にもつながりますから、おなら対策として便秘の防止や解消は大切です。便秘の防止や解消は、本ブログのメインテーマです。便秘解消の第一歩は、生活習慣の改善です。関連する記事は沢山ありますが、まずは下記をご覧いただけたらと思います。また、生活改善で便秘が解消できない時は、便秘薬・毒掃丸の使用も検討してみてください。   ◎便秘を改善するポイント  ・腸内環境を改善する  ・朝食を食べる  ・リラックスして自律神経を整える  ・運動をする(詳しくは便秘と運動」)  ・お腹のマッサージをする  ・市販の整腸薬や便秘薬を活用する   →「便秘解消を目指して ~便秘のセルフケア~」   関連リンク:複方毒掃丸ブランドサイトおすすめの服用方法複方毒掃丸の無料サンプルお申込みフォーム 複方毒掃丸は、6種類の生薬が自然に近いお通じを促す便秘薬です。小さな丸剤なのでのむ量を調節しやすく、ちょうどよいお通じを目指せます。複方毒掃丸に配合されている生薬コウボクは、腹部膨満感を改善します。 複方毒掃丸   以上、駆け足でおならについて見てきましたが、最後に注意点が1つあります。おなら自体は病気ではありませんが、異常におならが出続ける場合や、他の症状もみられる場合には、重大な病気が隠れていることもあります。そうした場合は、お医者様に相談するようにしてください。   (最終更新日:2022年1月25日)   注1:M. Montalto et al. Intestinal gas metabolism, Digestive and Liver Disease Supplements. 2009, Vol 3-2,  p27-29 注2:Andre Modesto  et al, Meta-Analysis of the Composition of Human Intestinal Gases, Digestive Diseases and Sciences, 2021, https://doi.org/10.1007/s10620-021-07254-1 注3:F. Perez  et al, Gas Distribution Within the Human Gut: Effect of Meals, Am J Gastroenterol. 2007, vol102-4, p842-9 注4:例えば、Jonathan Gotfried、ガスが関連する愁訴、MSDマニュアルプロフェッショナル版、最終査読/改訂年月 2020年 3月、注5:木村浩子、空気 嚥下症(い わゆる噛み しめ呑気症候群)と頭頸部不定愁訴 に関 する臨床統計的検討、日本歯科心身医学会雑誌、2007、Vol22-2、p73-83 注6:Yael Litvak  et al, Colonocyte metabolism shapes the gut microbiota, Science, 2018 , 362(6418): eaat9076. 注7: 腸内のガス中のメタンチオール(腐った玉ねぎの臭いがする硫化物)の濃度と、大腸癌との関係を示唆する研究はある。例えば Ishibe, A. et al. Detection of gas components as a novel diagnostic method for colorectal cancer.  Ann. Gastroenterol. Surg. 2018, vol.2, 147–153   注8:参考サイト 東叡山寛永寺 10月のおはなし ~天海大僧正と德川家光公~ 2021年11月15日閲覧 写真説明:おならの臭いを想像させるのは本文だけで十分と考え、全く関係ない海の写真をタイトルバックに選んでみました。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸毒掃丸整腸薬のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 2回シリーズで、生薬(しょうやく)について解説しています。生薬とは、天然の植物・動物の薬効部位を使った薬のこと。前回の「生薬の話①」では、その魅力と歴史について簡単にご紹介しました。今回は、長い歴史から得られる知見を実際の薬の効能効果につなげていくためにの、処方と製法についての工夫についてお話させて頂きたいと思います。

    ■なぜ処方と製法が大切なのか

      素晴らしい魅力を秘めた生薬ですが、その自然の力を、現代社会が求める水準の医薬品として活かしていくには、しっかりとした処方と製法で、プロの手によって、お薬に仕上げていく必要があります。   みなさまは、「医薬品の3要素」というのを聞いたことはありますでしょうか?それは、「有効性」「安全性」「品質」の3つです。現代社会では、これらを全て高い水準で満たすものだけが、信頼できるお薬とされています。薬を司る法律・薬機法の正式名称が “医薬品、医療機器等の品質有効性及び安全性の確保等に関する法律” であることからも、3要素が決定的に大切であることが分かります。実は、自然の恵みをそのまま薬として活用しようとするときには色々な難しさがあります。そんな中で、処方は「有効性」と「安全性」を担保するものであり、製法は「品質」を現代レベルで担保するために必要なものなのです。    

    ■生薬をつかった処方について

        一般に「処方」といえば薬の調合や服用法についての指示のことを指しますが、ここでいう処方は、生薬の組み合わせかたのことです。生薬を上手にブレンドし、身体全体に効能をいきわたらせるために、良い組み合わせ方を見つけることは非常に大切です。しかし一方で、生薬はひとつひとつに無数の成分を含み、しかも生薬を組み合わせれば、それぞれの相互作用もでてきます。現代社会で求められるレベルの「有効性」と「安全性」を、全ての物質についてデータを科学的に積み上げていく手法で担保することは困難です。なので、生薬のお薬の「有効性」「安全性」ついては、処方自体の歴史(長いものでは数千年)や長年の使用実績が何よりの担保になってきます。   日本の医薬品において、生薬の処方はいくつかの系譜に分類でき、入手できる方法も様々ですが、今回は身近な街のドラッグストアで見かける2大勢力、漢方薬(一般用)と、生薬を用いた家庭薬についてご紹介します。    

    (1)漢方薬(一般用)

      例:葛根湯、防風通聖散 漢方薬は、古代中国から伝来し、その後日本で発達した「漢方医学」の理論に基づいて、生薬を組み合わせた薬です。漢方というと中国直輸入の処方のように見えますが、漢方医学は日本で独自の体系化を遂げてきたもので、中国の中医薬に基づく中薬(そのように呼びます)とは処方や配合量が異なっています。ドラッグストアで買える一般用の医薬品としては、2021年現在294の処方が国により認められ、様々なメーカーにより販売されています。処方の名前そのもので売られていることが多いですが、例えば「ナイシトール」など別の名前がつけられている場合もあります。漢方処方は、処方・剤形・製法が古医書に規定されているのが特徴です注1。長い歴史の裏付けのある、実証と書物に基づいた処方です。

     

    (2)生薬を使った家庭薬

      例:龍角散、毒掃丸 家庭薬とは、「長い伝統と使用経験を積んだ家庭の常備薬」のことで、法的な定義はありませんが、いわゆる薬局薬店でよく見かける昔ながらの一般用医薬品のことを指します。生薬を使ったものが多く、そうした家庭薬の代表例は龍角散太田胃散救心宇津救命丸などで、毒掃丸もその一つです。どれも、一度は聞いたことがある商品ですよね?いずれも複数の生薬を用いていますが、漢方薬とは言いません。   これらの家庭薬のルーツは、様々です。例えば毒掃丸は、漢方処方の1つで、江戸時代中期の医師・香川 修徳(かがわしゅうとく)が残したと言われる「香川解毒剤」をもとにしたものですし、他の処方には、漢方を中心に蘭方(江戸時代に日本にもたらされたオランダ医学)の知恵を摂り入れたものもあります。また、数百年前から語り継がれる一子相伝の秘伝薬だったものもあります。古くからの知恵を生かしながらも、古医書に縛られず、新しい知識も取り入れています。   生薬を使った家庭薬に共通しているのは、日本社会に広く受け入れられた処方であることと、市場での長い使用実績をもつことです。伝統を踏まえつつも、近代・現代人の生活スタイルにより合った処方といえるでしょう。   各製品の歴史がわかるサイト:家庭薬ロングセラー物語 龍角散太田胃散救心宇津救命丸毒掃丸 毒掃丸の歴史はこちらも:毒掃丸と「毒退治」のトラ 生薬が並ぶ棚の写真    

    ■製法について

      製法、つまりどのようにして生薬を薬に仕上げるかは、医薬品の3要素の1つ「品質」を担保するために重要です。わかりやすいように製法と表現しましたが、薬の世界の用語でいうと、剤型(=薬のかたち 例:錠剤)や製造方法のことを指しています。古くから臨床応用されてきた処方と同等の品質にならない剤型で作ったり、大切な成分が変質してしまうような製造方法をとれば、期待している有効性が発揮できないかもしれません。   生薬を加工した剤型には、様々なものがありますが、伝統的かつ代表的な方法は、煎剤(せんざい)と丸剤です。煎剤とはいわゆる煎じ薬のことで、刻んだ生薬をティーバックのような袋に入れ(現代の場合)、土瓶などを用い、湯で煮詰めたものを飲みます。古来、漢方医学では煎じてのむ処方がほとんどなので、そうした処方の場合は、煎剤が最も「正統な」飲み方で、効果もより期待できます。風味が強いこともありますが、生薬においては、風味も薬の一部です。一方で、飲み手の側で手間がかかるほか、単に水で煮詰めるだけでは精油成分が引き出せないなどの欠点もあります。   煎じ薬のイラスト   丸剤は、生薬を粉末にしたものを丸く加工したもので、携帯性にすぐれ、すぐに飲める、のみ手には便利な剤型です。また、胃で溶け出すまで時間がかかりますから、ゆっくり効き目が表れるという特徴があります。本来煎剤として伝わってきた漢方処方を、煎じずに粉末にして服用しても、効果が得られないものがあるともいわれ注2、なんでも丸剤にできるわけではないのですが、丸剤は自然の恵みの生薬をまるごと粉末にしているため、水で煮だせない成分などを含む、薬効部位全体を残さず体にとりいれることができる点で優れています。ちなみに、毒掃丸は、のみやすさ・調節のしやすさも考えたうえで、天然の生薬の恩恵を丸ごと活かすために小さな粒の丸剤となっています。   煎剤と丸剤の他に、煎剤の欠点を補うために昭和30年代以降に登場した剤型として、エキス剤というものもあります。エキス剤は、生薬を適切な溶剤で浸出し、それを濃縮したもので、煎剤に効果がやや劣る場合があるものの、顆粒として服用できるので携帯に非常に便利です。現代では、エキス化した生薬を原料にすることで、ドリンク剤・錠剤・カプセル剤など様々な剤型の医薬品に生薬が含有されるようになっています。   このように、生薬の魅力を活かしながらも品質の高いお薬を作るために、化学成分の医薬品とはちょっとちがう、様々な剤型の生薬製剤が存在しているのです。 丸剤の写真   また、製造方法も品質を左右します。まず製薬会社として、製造管理・品質管理の基準(GMP:Good Manufacturing Practice といいます)を遵守することは大原則です。そのうえで、生薬を用いた医薬品を作るには、独特のノウハウが必要です。薬効成分の均一性を保つこと、服用後適切なタイミングで溶けるようにすること、熱をかけるときに成分を破壊してしまわないこと、などなど、天然物を適切に加工しなければなりません。同じ材料を同じ機械で加工しても、ノウハウの有無によって、成分のバランスが変わり、のんだ後の実感が異なることもあり得ます。   こうした生薬独特の難しさを克服し、伝統の生薬処方を安全安心の現代的医薬品としてお届けしようと、当社を始め、漢方薬や生薬製剤を扱う製薬会社の製造管理・品質管理の部門のスタッフが、日々の職務に励んでいます。   注1:参考サイト 日本漢方生薬製剤協会 webサイト内「漢方の解説」2021年10月29日閲覧 注2:参考文献:秋葉哲夫、医療用漢方製剤の歴史、日東医誌 2010、vol.61-7, p881-888   写真説明:丁寧に製造された毒掃丸は、最後に人の目で目視され、ビンに充填されていきます。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 生薬(しょうやく)という言葉は、ご存じでしょうか?生薬とは、天然の植物・動物の薬効部位を使った薬のこと。たとえば、毒掃丸は冒頭の写真にある6種類の植物性生薬を原料にした便秘薬です。また、漢方薬や多くの家庭薬が、生薬を原料としています。今回は、そんな生薬の魅力と、利用・研究の歴史を簡単にご紹介したいと思います。  

    ■生薬の魅力とは

      生薬の魅力は、特定の薬効成分のみを抽出または化学合成した一般的な医薬品原料と違って、天然の植物・動物の薬効部位をそのまま活用しているところにあります。   例えば、植物の場合、葉・花・つぼみ・茎・樹皮・枝・根など草木によって利用する部分が異なりますが、薬効部位を乾燥させたり粉にしたりして、まるごと薬の原料としています。興味深いことに、生薬になる植物は多くの場合、何種類もの薬効成分を含んでおり、薬効部位をそのまま活用にすることで、すべての薬効成分を体に摂り入れることができます。そして、生薬を使った伝統薬の多くは、複数の生薬を組み合わせています。いくつもの薬効を持つ生薬を更にブレンドすることで、調子の悪い箇所だけではなく、体全体の健康バランスを整えることを期待しているのです。   小皿にのった沢山の生薬   そして、こうした魅力や長所を裏打ちしているのが、生薬の利用と研究の長い歴史です。  

    ■生薬利用と研究の歴史

      現代の日本で使われている生薬は、中国と日本の長い歴史のなかで選び抜かれたものです。   よく薬食同源(または医食同源)と言いますが、薬と食べ物は、その根源はもともと同じです。文明化以前、人類の生活においてはまず食があり、食べることが生きることそのものでした。やがて、一部の食べ物が体に良いことが分かると、天然物を用いた医行為が行われるようになり、生薬の歴史が始まりました。(多くの古代文明で、生薬を活用した医療が現れ、呪術と並行して用いられたことは本ブログでもご紹介したとおりです)それ以来、20世紀に入って化学療法が確立されるまで、薬といえば生薬やその抽出物でした。   先史日本においては、縄文時代の遺跡から、今も生薬として使われるキハダの樹皮が発見されていると言われていますが、生薬を使っていたことを示す考古学的な痕跡はそれだけのようです。本邦で本格的に生薬が使われるようになるのは、中国から医学の知識がもたらされる飛鳥時代以降のことです。   一方、中国では日本より遥かに古くから、生薬の知識は洗練された体系になっていました。中国に於ける最も古い生薬の文献は『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』という書物ですが、これは後漢の時代(西暦25~220年)に書かれ、365種類の生薬が体系的に収載されています。ちなみに、この書名の最初にある「神農」とは、古代中国の伝説上の皇帝で、草木の薬効を調べるために自ら草根木皮を嘗め、最後には植物の毒にあたって死にましたが、神農が選び伝えた生薬により多くの民が救われたとされています。これは、薬の歴史の裏側には犠牲もあったことが分かりやすく示された説話だと思います。その後も幾星霜、中国では独自の医学の発展とともに、生薬の知識が蓄積されていきます。明代に李時珍が著した『本草綱目(ほんぞうこうもく)』は特に有名です。   これら中国の生薬関係の文献は、日本には飛鳥時代に朝鮮半島経由でもたらされ、その内容が徐々に日本社会に受容されていったようです。その後も中国との往来を通じて時折新たな文献ももたらされるなか、平安時代には和名を併記した日本版生薬本も現れます注1。江戸時代に入ると、生薬学は一層盛んになり、中国書の翻訳・解釈にとどまらず、日本に自生する植物・動物などの研究に発展しました。『養生訓』で有名な学者・貝原益軒が1709年に刊行した『大和本草(やまとほんぞう)』(下の写真)は、独自の分類法で日本にある生薬を中心にまとめたことで高く評価されています。   日本で使われている生薬の研究は、このように、文献が残っているものだけで2000年の歴史があります。また現代では、生薬の科学的な成分研究や、生薬を使った製剤の医学薬学研究が行われ、知見は日々深まっています。   国立科学博物館に展示されている大和本草 貝原益軒『大和本草』(国立科学博物館の展示)wikipedia ©Momotarou2012   なお、生薬の魅力と長所をそのまま生かし、長い歴史から得られる知見を実際の薬の効能効果につなげていくためには、処方と製法について工夫が必要です。次回の「生薬の話② 自然の力を医薬品に活かすために」では、これらの点についてお話させて頂きたいと思います。  

    生薬と漢方薬の違い 生薬とは、天然の植物・動物の薬効部位を使った薬のことです。1つの生薬が単体で用いられることもあれば、複数の生薬を組み合わせたり、科学合成薬と組み合わせて使われたりします。組み合わせたり加工する場合には、個別の生薬は、薬の「原料」と位置づけられます。一方、漢方薬は、中国伝来の漢方医学に基づいて処方される医薬品を指しますが、多くの場合、複数の生薬を組み合わせて作ります。つまり、生薬は漢方薬を構成する原料です。生薬は、漢方薬の他にも、市販の家庭薬の原料としても広く活用されています(関連リンク:「生薬の話② 自然の力を医薬品に活かすために」)。

       

    ■毒掃丸と生薬

      生薬の便秘薬・毒掃丸には、選び抜かれた生薬が6種類含まれており、それぞれの作用が一つになって、便秘や便秘に伴う吹出物、肌あれなどの症状を改善します。  

    1.ダイオウ(大黄)

    ダイオウの写真

    大腸の働きを活発にして自然なお通じを促してくれます。

    英名:Rhubarb 学名:RHEI RHIZOMA 産地:中国(青海、甘粛、陜西、四川など)の高地。主に野生品。 国産大黄は、主として北海道で生産。 薬用部位:根茎。 性状:特異なにおいがあり、味はわずかに渋く、苦い 作用:瀉下作用、抗菌作用、抗ウイルス作用等 関連記事:『便秘と「デトックス」②医薬の歴史にみるデトックスの系譜と、毒掃丸』  

    2.エイジツ(栄実)

    エイジツの写真

    瀉下作用により、自然なお通じを促してくれます。

    英名:Rose Fruit 学名:ROSAE FRUCTUS 産地:中国、北朝鮮。 薬用部位: ノイバラの偽果又は果実。 性状:わずかににおいがあり、花床は甘くて酸味がある。 堅果は初め粘液ようで、後に渋くて苦く、刺激性がある。 作用:瀉下作用。  

    3.カンゾウ(甘草)

    カンゾウの写真

    おなかの痛みの緩和や痔等の痛みに効果を発揮します。

    英名:Glycyrrhiza 学名:GLYCYRRHIZAE RADIX 産地:中国(内蒙古、甘粛など)、ロシア、アフガニスタン、イラン、パキスタン。 薬用部位:根およびストロン(匍匐ほふく茎)。 性状:弱いにおいがあり、味は甘い。 作用:解毒作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、鎮咳作用等。 天然の甘味料、グリチルリチン酸の原料。  

    4.コウボク(厚朴)

    コウボクの写真

    食欲不振、腹部膨満や腸内異常醗酵に効果があります。

    英名:Magnolia Bark 学名:MAGNOLIAE CORTEX 産地:長野、岐阜、富山、鹿児島県、北海道などの野生品。 中国(四川、湖北など)。

    薬用部位:ホオノキの樹皮。 性状:弱いにおいがあり、味は苦い。 作用:健胃・整腸作用等。

     

    5.サンキライ(山帰来)

    サンキライの写真

    便秘に伴う 吹出物、肌あれに効果を発揮します。

    英名:Smilax Rhizome 学名:SMILACIS RHIZOMA 産地:中国の広東省が最も産量多く、他では湖南省など。 薬用部位:塊茎。 性状:わずかににおいがあり、味はほとんどない。 作用:排膿・解毒作用。

    関連記事:『便秘と「デトックス」②医薬の歴史にみるデトックスの系譜と、毒掃丸』  

    6.センキュウ(川芎)

    センキュウの写真

    血液の循環を良くして、のぼせ、頭重を和らげてくれます。

    英名:Cnidium Rhizome 学名:CNIDII RHIZOMA 産地:北海道が主。その他岩手、群馬、富山、新潟など。 薬用部位:根茎。 性状:特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。 作用:補血、強壮、鎮静、鎮痛作用。 婦人薬に多く配合されています。   以上、生薬の魅力と、利用・研究の歴史を簡単にご紹介しました。「生薬の話② 自然の力を医薬品に活かすために」も併せてご覧ください。 (最終更新日:2022年1月22日)   注1:参考文献 真柳誠「中国本草と日本の受容 」『日本版 中国本草図録』巻9、p218-229,  中央公論社 1993年 (webサイト中国本草と日本の受容 (umin.ac.jp) 2021/10/16 17:34参照)   写真説明:毒掃丸シリーズの便秘薬に使われている生薬の一覧です。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 毒掃丸のシンボルといえば、ネコ科の猛獣トラ。今も毒掃丸のパッケージの一番目だつところに描かれています。このトラは、明治時代に「毒退治」のシンボルとして毒掃丸に描かれるようになりました。今回は、歴史を振り返りながら、トラに秘められた当社の思いをご紹介します。  

    ■時代背景(1)明治時代に身近になったトラ

      トラは古来、日本にはいない動物です。もちろん、中国や韓国との交流を通じてエリート層にはその存在はかなり古くから知られていましたし、十二支に用いられるなど、市民にもなじみは深いものがありました。しかし、庶民が実物のトラに接することができるようになったのは、割と最近のことです。一般市民が生きたトラを目にすることができるようになったのは、見世物の目玉として実物のトラが出されるようになった江戸末期だといわれています。明治に入ってそんな機会も増えてきて、徐々にトラは身近になってきます。そして、1882年(明治15年)に日本で最初の動物園である東京の上野動物園が開園しますが、開園5年後の1887年(明治20年)になると、いよいよトラが展示されるようになりました。ちなみに、そのトラは、外神田・秋葉ヶ原で興行していた当時大人気だった舶来サーカス団で生まれたトラを動物園側がヒグマと交換で入手したものだそうです注1。当時の上野動物園では、トラが入る前は熊しか猛獣がいなかったので、新たにやってきたトラは、人気を博したといいます注2。   外神田・秋葉ヶ原の舶来サーカス団でトラが生まれた1887年の翌年・1888年(明治21年)に、秋葉ヶ原のすぐ南・神田花房町で、山﨑帝國堂が創業しました。のちに当社がトラを看板商品のシンボルマークに選んだのは、もしかしたら、創業者たちが、当時身近になってきた本物のトラを見て、斬新さを鮮烈に感じたからなのかもしれません。  

    ■時代背景(2)病魔退散のシンボル・トラ

      大阪にある薬の街・道修町で、「神農(しんのう)さん」として親しまれている少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)は、日本医薬総鎮守として、病気平穏・健康成就を祈る神社です。この少彦名神社では、普通の神社だと狛犬がいるようなところに、今もトラの像が鎮座しています。そして、本堂の中にも張子のトラが鎮座しています。ここではトラは病魔退散のシンボルなのです。   少彦名神社でトラが病魔退散のシンボルになったのには、そう古いことではありません。1822年に大阪でコレラが流行したときに、病除けの薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」(ことうさっきうおうえん)というトラの頭蓋骨を砕いたものを入れた丸薬を作り、張子のトラとともに配ったところ、流行がおさまったというのです。本物のトラが極めて珍しかったころですから、人々は、よく知らない猛獣に、神秘的な力強さを感じたことでしょう。   江戸・明治の時代には、大阪の道修町は日本の薬業の中心でしたから、薬業界に身を置く当社の創業者たちは、トラが道修町で病魔退散のシンボルになっていることを知っていたと思うのですが、確かなことはわかりません。  

    ■「猛虎一聲掃萬毒(もうこいっせいそうばんどく)」と解毒への強い思い

      そうした時代背景のもと、創業したばかりの当社は、現在の毒掃丸のルーツにあたる「腹内毒掃丸」を発売しました。その名前は体内の毒を掃除してくれる丸薬であるということから名付けられました。効能は、梅毒・そう毒・しつ毒・淋毒・胎毒など、当時体内の毒が原因で引き起こされると思われていた諸疾病です。明治30年代には、「毒掃丸」の名で全国展開していきます。 (当時の経緯については、弊社HP「複方毒掃丸の歴史」もぜひご覧ください)   全国展開するようになった明治時代の毒掃丸には、トラがシンボルとして描かれるようになります。猛獣の強そうなイメージと、病魔退散のイメージを融合させたような、「毒退治」のシンボルです。そしてトラには「猛虎一聲掃萬毒(もうこいっせいそうばんどく)」というキャッチフレーズが添えられます。このフレーズは、力強い虎が一吠えすれば全ての毒が一掃される、といった意味で、つい数年前まで毒掃丸のパッケージに絵柄として描かれていたフレーズです。ここには、当社の、体内の不要物を出すことで人の健康をとりもどしたいという強い思いが込められています。   明治時代の毒掃丸の新聞広告   これは、明治35年1月1日の東京朝日新聞(今の朝日新聞)に出されていた当社の広告です。新聞一面を使ったかなり大きな広告で、明治時代とは思えない大胆なグラフィックだと感じます。リアルに描写された猛虎が、諸毒に襲い掛かる様が描かれています。  

    ■改良された処方と、変わらぬ思い

      このように、毒退治のトラを掲げてひろまっていった明治時代の毒掃丸ですが、実際に毒消しになったのでしょうか?(注意:現在の毒掃丸は、便秘薬であり、解毒の効能効果は認められていません。)   初期の毒掃丸の処方の組み立て方を見ると、確かに、体の不要なものを排出することへの強いこだわりが見て取れます。江州の名医・香川修徳伝来の処方に「香川解毒剤」というものがあり、梅毒等の諸毒に用いられてきましたが、初期の毒掃丸の処方にもちいられている8生薬(下記参照)のうち5生薬が「香川解毒剤」と重なります。また、配合されている8つの生薬全てが、古来、瀉下・排膿解毒・利尿のうちいずれか・もしくは複数の目的で用いられていたといわれているものです。   明治の毒掃丸が効能にうたっていた疾病の中には、科学の進歩とともに病原体が判明し、根本治療の方法が確立されたものがいくつもあります(例えば梅毒や淋病)。毒掃丸は、こうした疾病を完治させることはできなかったと思いますが、他に治療法がないなか、いわば現在のデトックスのような考えで、服用されてきたものと思います注3。   (当社のデトックスに関する考え方は、『便秘と「デトックス」①デトックスを理解する』を、江戸時代のダイオウやサンキライの用いられ方については『便秘と「デトックス」②医薬の歴史にみるデトックスの系譜と、毒掃丸』をご覧ください)     〇初期の毒掃丸の処方注4 ダイオウカンゾウセンキュウサンキライ、ドリュウソウ、ニンドウアロエアケビ   その後、毒掃丸の処方は、時代に合わせて改良されてきました。現在配合されている6つの生薬のうち2つは、初期の毒掃丸には含まれていないものです。小腸の水分を増やすことで排便を促すエイジツと、胃腸の調子を整えるコウボクで、いずれも便秘・便秘にともなう諸症状を緩和することを期待して配合されています。一方で、4つの生薬は、発売当初と同じものです。     〇現在の毒掃丸の処方 ダイオウ、カンゾウ、センキュウ、サンキライ、エイジツ、コウボク (クリックすると詳細が書かれた添付文書がポップアップします)   現代の医学薬学のもとでは、もはや毒掃丸が萬毒を一掃するとは言えませんが、カラダの中の不要物を出すことで人の健康をとりもどしたいという強い思いは、毒掃丸が便秘薬になっても変わりません。  

    ■トラの変遷

    最後に、これまでに当社で用いられてきたトラのマークをいくつかご紹介します。美意識が現在と異なるのか、ユーモラスなトラが多いと感じませんか?   どくそうがん 虎キャラクター1どくそうがん 虎キャラクター2どくそうがん 虎キャラクター3どくそうがん 虎キャラクター4   こちらは、北多摩薬剤師会会長の平井 有先生所蔵の、古い旗に描かれてたトラです。ちょっと人懐っこそうに見えますね!   毒掃丸のトラキャラクター5 販促用旗   このように、明治以降色々なトラが描かれてきました。そんな中で、当社の歴史上もっとも人懐っこくて心優しいトラを挙げるとするならば・・・それは、もちろん現在の当社のキャラクター、さぶろうまる君です!   当社の公式キャラクター トラの さぶろうまる     注1:参考文献:上野動物園HP・上野動物園の歴史  注2:参考文献:濱田陽ほか, 日本人の非日常と日常に棲息する虎たち – 日本十二支考〈寅〉生活文化篇 –,  帝京大学文學部紀要. 日本文化学 2010  (41)   注3:古来用いられている生薬には、解毒作用をうたったものが多くあり、毒掃丸のような和漢薬や、多くの漢方処方に用いられています。しかしながら、そうした生薬の解毒作用の作用機序や、人体での実際の効果や、最適な加工工程などについては、十分な研究が進んでいません。それらの研究は、これからの課題です。 注4:竹内眞哉, 家庭薬物語 第20回 複方毒掃丸, ファルマシア, 2015:  51-9,  p882-883 から抜粋 写真説明:毒掃丸の、古い販促用の旗に描かれたトラ 北多摩薬剤師会会長 平井 有 先生所蔵   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)  

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  • 巷にいう「デトックス」は、医師など専門家の間では、医学的・法的に定義されていないあいまいな用語として、やや胡散臭い用語のように扱われています。でも、過去の歴史を紐解いてみると、当の医術や薬の専門家たち自身が(もちろん市民も)長らくデトックスそっくりの思想を抱き続けてきたことがわかります。私たちの毒掃丸をはじめ、今に伝わる伝統的な便秘薬の成分には、そんなデトックスそっくりの医学思想の痕跡が、はっきりと残っています。   前回は、「デトックスを理解する」と題して、現在のデトックスを考察しながら、便秘薬メーカーとして2つの提案をいたしました。今回は、「医薬の歴史にみるデトックスの系譜と、毒掃丸」と題して、特に江戸時代の日本に焦点を当てて、以前はまるでデトックスそのものの医学が実践されていたことをご紹介し、合わせてその思想の痕跡が私たちの毒掃丸の処方に残されていることをお話したいと思います。    

    ■世界に見られる下剤によるデトックスの発想

      古代には、病気は悪魔の仕業であると考えられ、魔術師や祈祷師が病気を治す役割を負っていましたが、吐剤や下剤(以下 瀉下薬(しゃげやく))が発見されるにつれ、体内から病魔を追い出すためにそれらを利用するようになります。メソポタミア、エジプトから始まり、ギリシャ、古代ローマに至るまで、多くの文明で悪いものを出すために便秘というより、病気自体の治療のために瀉下薬を用いていたという記録があります注1。   中国にも医薬の古い歴史がありますが、やはり下剤で体内の悪いものを出すという発想があります。古人は、邪気・悪気が人の五体の外から入って病気(傷寒)を引き起こすので、それを追い出すことが要諦と考え、「汗吐下(かんとげ)」の三法で邪を攻撃できると考えました。「下」は瀉下薬などで便とともに邪を出すことです(ここでいう瀉下薬の主役は複方毒掃丸にも配合されている大黄(ダイオウ)という生薬で、この後何度も登場します)注2。   悪いものを便と共に出してしまう発想は、洋の東西を問わず世界中で生まれ、長いこと違和感なく医薬の現場や生活者に受け入れられてきたようです。    

    ■デトックスを連想させる江戸時代の「万病一毒説」

      目を日本に転じてみましょう。   日本の伝統医学は、中国の伝統医学を起源として独自の発展を遂げてきました。例えば江戸時代の日本では、中国の医薬思想を自分たちなりに咀嚼し、実践的に解釈する医家があらわれるようになります。なかでも吉益東洞(よしますとうどう、1702ー1773)は江戸時代の代表的な医家で、現代にいたる日本の漢方医療に大きな影響を与えた人物です。吉益は、「万病一毒説」といって、すべての病気は体内に生じた毒が原因であり、それを下剤などで出してしまえば病を治療できると説きました。吉益は、その著書『薬徴』でも大黄の活用を推奨しています注3。    

    ■江戸時代の長崎貿易で大量に輸入されていた、2大「解毒」生薬

      奈良時代から江戸時代まで、薬の多くは、生薬(しょうやく)といって、薬用植物をすりつぶしたものでしたが、前述したように日本の医学は中国由来でしたので、日本の風土で育たない主要な薬用植物も多く、そうした生薬の供給は、中国からの輸入に頼っていました。江戸幕府が鎖国政策をとっていたことは有名ですが、鎖国期間中も、長崎には大量の中国産の生薬が陸揚げされていたことは、あまり知られていないのではないでしょうか。その生薬の輸入を江戸時代を通じてみた時に、輸入量の1位と3位が、「解毒」に使われる生薬でした注4。   輸入量1位だった生薬は、山帰来(サンキライ)という生薬です。これは、当時蔓延していた梅毒を治療するために使われていました。梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌の感染により引き起こされる性感染症で、20世紀に化学治療薬が見つかるまで、まともな治療法がなかったので、感染すると数か月で全身に皮膚症状が現れ、10数年かけて酷い症状に苦しみながら死に至ります。もともと南アメリカからヨーロッパに持ち込まれ、インドや東南アジアを経由して、16世紀はじめに日本に入り、遊郭をつうじて急速に広まりました。江戸では、市民の梅毒の罹患率が50%を超えていたという推計もあります注5。そうした中、山帰来は排膿解毒作用がある生薬なので、治療効果が期待されたのでしょう、我が国での梅毒蔓延に合わせて需要が急増します。1754年には400トン以上が輸入され(おそらく現在の輸入量の100倍近く)、これはその年の中国からの全輸入生薬の47%を占める量だったそうです。また、この量は90万人の梅毒患者が1か月山帰来を連用できる量だとも見積もられています。山帰来の輸入は、江戸時代を通じて常時高い水準で推移します注4。しかしながら、山帰来は症状を緩和することはできても、病気の進行を止めることはできなかったはずです。
    山帰来
    山帰来(サンキライ)
    輸入量の3位だった生薬は、吉益東洞も活用した瀉下薬、大黄です。大黄の輸入量は、多い年には110トン程になりましたが注6、山帰来ほどコンスタントではなく、10年単位の波があり、これは痢疾(コレラやチフス)の流行りと相関しているのではないかといわれています注7。大黄にはタンニン類が含まれていて、古来痢疾にも効果が期待されていますが、細菌性の下痢に対して瀉下薬を使うことは今日ではありえませんし、当時であってもやや使いにくかったことと思います。しかし当時は、体内の悪いものを出す発想で大黄が用いられていたようです注8。実際に、十分な治療効果があったのかどうかは、不明です。
    大黄
    大黄(ダイオウ)
    はっきりとした根拠があるわけではないのですが、当時大量に輸入されていた大黄は、瀉下薬としてではなく、多くが痢疾や毒出しに使われていたのではないか、と私たちは考えています。そう考える理由は、(1)薬の値段は一般的に今よりずっと高く、庶民が舶来の大黄を便秘対策のために日常利用していたか疑問であること、(2)香川解毒剤注9など梅毒の解毒を目的とした当時の処方にも大黄が用いられていること、(3)江戸時代から販売されていた現存する家庭薬「七ふく」「百毒下し」に大黄が含まれ、それらが当時は毒出しの治療薬であったこと、の3つです。    

    ■デトックスの系譜に何を見るか

      今の医療の観点からみても、体に入ってしまった悪いものを出すという発想自体が、原理原則とし間違っているとは言えません。脈々と受け継がれてきた、毒を体から出せば病気が治るという考えそのものは、恐らく有史以来多くの人命を救ってきたことでしょう。しかしながら、江戸時代に大量に輸入され消費されていた「解毒」に役立つ2つの生薬のエピソードが示すように、打ち克てない毒にまで、身近な薬草のチカラで解毒しようとしても、せいぜい対処療法どまりで、根本的な解毒はできなかったと思います。   現代社会での「デトックス」も、健康維持の「心構え」としては悪いものではなく、恐らく、実際に人々の健康の助けになっていることでしょう。ただ、方法論を間違って効果のないものに頼ってしまうと、失うものがあるかもしれません(生薬を中国から買い付けた江戸時代の日本からは、大量の銀が大陸に流出しました)。なお、現代社会におけるデトックスについては、前回の「デトックスを理解する」に簡単な考察と、便秘薬メーカーとしての2つの提案がありますので、ぜひご覧ください。    

    ■毒掃丸のルーツ

      最後に、複方毒掃丸のルーツについても触れさせていただきたいと思います。毒掃丸は明治20年代に当社から発売された薬ですが、今回の記事でとりあげた江戸時代以降のデトックスの流れとは切ってもきれない関係があります(詳しくはHP「複方毒掃丸の歴史」/本ブログ「毒掃丸と「毒退治」のトラ」をご覧ください)。   複方毒掃丸 たとえば、毒掃丸は、6種類の生薬からなる穏やかな効き目の便秘薬なのですが、江戸時代に大量に輸入されていた山帰来と大黄が今でも含まれています。毒掃丸は当初、梅毒他、毒が原因になる諸病の薬として、香川解毒剤等の伝統処方をもとに開発されたようです。その後、処方の改良を経て、便秘と便秘に伴う諸症状に効く薬となり、今に至ります。   山帰来と大黄についてですが、この2つの生薬は、正しく使うことで優れた効果をあらわします。元来、大黄は大腸の働きを良くして便を出す際立った効果があり、山帰来は排膿解毒作用があるので、これらを組み合わせることで、ただ便秘を改善するだけではなく、便秘に伴う吹出物・肌あれを抑える効果が期待できるのです。まず、山帰来に本来期待するべきだったことは、このような活用方法だと思います。大黄については、漢方の世界では今も様々な使われ方をしている、主要な生薬の1つです。しかし、毒掃丸の処方において大黄に期待することは、やはり、効能通り便秘を改善することにより、「快食快便」の毎日を取り戻す手助けをしてもらうことでしょう。     ^^^^^^^^^^^^^   以上、デトックスについて、医薬の歴史にその系譜をたどってみました。人類はデトックスの願いを抱き続けてきたことがわかります。健康への人々の願いは、いつの時代も共通なのですね。     写真説明: タイトル文字の後ろにある道具は、当社に残る昔の「薬研(やげん)」です。この道具は、生薬原料をすりつぶして粉末状にするために用いました。   注1:この段落の参考文献 石坂哲夫:くすりの歴史 日本評論社 1979 年 p.9~51 注2:「汗吐下」の三法は張子和(1156?-1228)により『儒門事親』で提唱された。この段落の参考文献 山脇悌二郎:近世日本の医薬文化 ミイラ・アヘン・コーヒー 平凡社 1995年 p.229 注3:長沢元夫:薬徴における吉益東洞の論理 薬史學雑誌 Vo1.10, No.1., 2. 1975年 注4:山脇悌二郎 前掲書   p.8~12 注5:鈴木隆雄:骨からみた日本人 古病理学が語る歴史 講談社学術文庫版 2010年 p.234 注6:山脇悌二郎 前掲書 p.233 注7 山脇悌二郎 前掲書 p.229 注8 富士川游:日本疾病史 平凡社 1969年 注9 香川解毒剤(ががわげどくざい)は、香川修庵由来の処方で、梅毒一般、諸皮膚疾患や淋病などに良いとされる。山帰・木通・茯苓・川芎・忍冬・甘草・大黄からなる。矢藪道明:臨床応用漢方處方解説 創元社 1981年 p.645   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸毒掃丸整腸薬のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 本ブログでは、皆様の便秘解消に役立てていただけるような、様々な知識や情報を発信してきました。今回は、これまでの発信の一部をまとめつつ、便秘解消を目指した生活スタイル全般についてお話しして参りたいと思います。

    ■便秘のセルフケアの手段 腸活・整腸薬・便秘薬

    便秘は多くの場合、自身の健康管理と、市販薬の力を使うことで対処可能です。自分の健康を自分で守ることをセルフケアと呼びますが、便秘は比較的、セルフケアで対処しやすい悩みなのです注1。 便秘のセルフケアの手段は主に3つあります。それは、腸活、整腸薬の服用、便秘薬の服用です。我々は、専門メーカーとして蓄積してきた知見から、この3つにはそれぞれ大事なポイントがあると考えていますので、順にご説明したいと思います。

    ■腸活は、便秘のセルフケアの基本です

    まず最初に腸活についてです。腸活とは、この10年で使われるようになってきた言葉で、便通(や腸管免疫)を整えるために、腸によい活動をしていくことをあらわしています注2。語感が前向きで、よい印象をもたれる方が多いのではないでしょうか。 腸活といってもその範囲は広く、そして深いので、ここでは概要だけ表にしてみました注3一覧表:腸活のアプローチ   表1:腸活のアプローチ どの活動も健康維持のために効果的で、便秘の人にも、そうでない人にもやっていただきたいと思います。腸活は、費用もあまりかかりませんし、便秘のセルフケアの基本になります。是非今日から始めてみましょう!また、今腸活をしている方も、表の中から1~2個選んで追加で実践してみてください(個別の詳しい内容は、腸活関連の各記事をご覧ください)。 また、腸活は、便秘薬や整腸薬をのんでいる方が行うと、薬が減らせるかもしれません。

    ■整腸薬は、忙しい現代人の、腸活のブースター

    次に整腸薬についてみてみましょう。整腸薬とは、腸内細菌のうち善玉菌と呼ばれる体によい菌や、食べ物の消化に必要な消化酵素の補充を行うことで、腸の調子を整える薬です。腸の本来の働きを取り戻す手助けをすることで、便秘や下痢を改善します。 整腸薬を便秘対策としてのんだ場合、排便を促す力は便秘薬に比べると弱いですが、腸活だけでは便秘がちだった人の便通が、目に見えて改善することもあるようです。そして、ほとんどの市販製品は、作用が穏やかな分、副作用のリスクも少ないので安心して続けられます注4。そんな整腸薬は、次のような皆さまに、特におススメです。 ◎腸活を頑張っているけれど、それでも便秘になり困っている ◎腸活では出ず、便秘薬をのんでいるけれど、できれば便秘薬を減らしたい もっと腸活に励みたいと思っても、忙しい毎日の中で、時間には限りがあります。整腸薬は、あなたの腸活の結果をぐっと向上させてくれるブースターになってくれるかもしれません。 関連リンク:毒掃丸整腸薬の製品案内毒掃丸整腸薬の無料サンプルお申し込みフォーム 毒掃丸整腸薬は、乳酸菌と消化酵素と4種類の生薬を配合した、シナモンのような爽やかな香りがする、のみやすい整腸薬です。

    ■便秘薬は、セルフケアの切り札だからこそ、正しく使って!

    そして、セルフケアの最後の切り札は、便秘薬です。便秘薬は、大腸を動かしたり、腸内の水分量を増加させたりして、排便を促します。 便秘薬は、腸活や整腸薬の服用と違って、直接的に排便を促す効果があります。一方で、強い薬を選んだり、服用量が多すぎたりすると、下痢をしてしまうことなどもあります。そのため、薬をのんだ時でもバナナのようなちょうどよい硬さのお通じ(バナナ便)を目指すために、私たちは、服用量を調節しやすい便秘薬を選んでいただくことをおススメしています。また、便秘薬の成分はいくつもあり、人によって効き方が違うので、購入前にお試しいただくことも、おススメです(詳しくは、便秘薬ののみ方の記事をご覧ください)。 いざ服用する時には、しっかりと排便を促してスッキリしていただきたいと思います。そして長期的には、整腸薬を活用したり、腸活で生活習慣を改善することで、便秘薬の量を減らすことにもチャレンジしてみてください。便秘薬は、便秘のセルフケアの頼もしい切り札になりますので、正しい方法で使いこなしていただきたいと思います。 関連リンク:複方毒掃丸ブランドサイトおすすめの服用方法複方毒掃丸の無料サンプルお申込みフォーム 複方毒掃丸は、6種類の生薬が自然に近いお通じを促す便秘薬です。小さな丸剤なのでのむ量を調節しやすく、ちょうどよいお通じを目指せます。

    ■まとめ

    以上、ポイントだけを駆け足でご説明しました。最後に便秘のセルフケアの3つの手段と、そのポイントについて、表にまとめておきたいと思います。是非とも、腸活・整腸薬・便秘薬を上手に活用して、便秘をセルフケアで解消していただけたらと思います。 一覧表:便秘のセルフケアまとめ   表2:便秘解消のためのセルフケア 追記: 冒頭の「ついに出た」と書かれた写真ですが、これは当社のYoutube動画のキャプチャー写真です。便秘を解消するよろこびを表現した7本の短い6秒動画シリーズのうちの1本です。BGMは、クラシックのピアノ曲・フォーレの「組曲ドリー」です。 シリーズ全7本をまとめたものはこちらです。是非ご覧ください↓ なお、この動画シリーズは、国内最大規模の広告賞「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」で、2020年度のフィルム部門Bカテゴリーのシルバー賞を受賞しています。 注1:便秘には、お医者様に診てもらう必要があるものもあります。参照:便秘の種類と原因 注2:腸活の目的・アプローチ・方法についての概略と、腸活という言葉が使われるようになった過程についてはこちらを参照:「腸活」について① 注3:表に書かれた内容は、「腸活」について②腸に良い食生活 実践レシピ付き と「腸活」について③食べる以外の腸活 をまとめたものです。 注4:市販の医薬品の人体に対するリスクは、薬機法で規定されたリスク区分等で分類されていますが、殆どすべての整腸薬が、最もリスクの低い第三類医薬品か、人体に対する作用が緩和で安全性上特に問題がない医薬部外品に分類されています。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸毒掃丸整腸薬のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)  

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  • 便秘薬のむ人は、たいてい、便秘に悩まれた末に、やむにやまれず薬に頼ることを選んでいます。私たちの調査によると、便秘薬ユーザーの8割以上ができれば薬はのみたくないと考えながらも服用を続けていらっしゃいます。もし、やむにやまれず便秘薬を使ってくださるのに、使い方を誤って体に要らぬ負担がかかってしまったとしたら… それはとても悲しいことです。ユーザーの皆様には、便秘薬は正しく選んで、正しく使っていただきたいと心から思います。「最初は抵抗があったけど、やはりのんだ甲斐があった」そんなふうに思っていただきたいものです。

    ■カラダに余計な負担をかけず、しかものむ側が望むことを満たす方法を探る

    便秘薬を正しく選び、正しく使うにはどうすれば良いのでしょうか?実は、その答えは「〇〇便秘薬を買ってX錠のんでください」というような単純なものにはなりません。 何故かというと、まず、症状としての便秘の重さに、人によって大変大きな幅があります。例えば、多くの人は今日排便がなくても明日には出たりしますが、ある調査によると週に0回から2回しか出ない人も1割程度いらっしゃるようです。便秘の具合が違えば、薬ののみ方は変わってきます。それに、便秘薬の主成分にも様々なものがあり、人によって良く効く成分が異なる場合があります。更には、買う側が便秘薬に望んでいること(こんな効き方をしてほしい、等)や、懐事情・忙しさの問題もあります。例えば、お金に糸目をつけないことを前提にした提言(例えば色々な薬を順に試していく方法)や、どんな手間も厭わない人にしかできないような凝ったやり方は、たとえそれが正論であっても、人によっては実行が難しいでしょう。 現実問題として、市販薬の場合は、売り場で選んでくださるのも、実際にのむのも、のむ側の方々です。ですので、便秘薬選びの方法論は、のむ方々が進んで取り組みたいと感じて頂けるおゆな内容でなければなりません。私たちは、カラダに余計な負担をかけず、しかものむ側が望んでいることを満たせる方法があれば、それは便秘薬を正しく選び、正しく使うための解の1つになると思っています。今回は、そんな方法を探り、2つのご提案につなげたいと思います。

    ■買う人が望むこと ①最重視点

    便秘薬を買う人が最も望んでいることは、何なのでしょうか。下のグラフは、当社が実施した消費者調査の結果で、市販便秘薬のユーザーに、便秘薬を選ぶときに最も重視しているポイントを聞いた結果です。No.1は「服用すると必ず排便に至ること」でした。 便秘薬を選ぶときに最も重視する点最重視点 この問いは、最も重視することを1つだけ選んでもらう形式をとっています。便が出ないことに悩んで便秘薬を買うのですから、服用しても排便に至らないようでは意味がないということなのでしょう。結果として、1番手の「服用すると必ず排便にいたること」は2番手の「お腹が痛くならないこと」にダブルスコア、3番手の「クセになりにくいもの」にほぼトリプルスコアをつけての圧勝となっています。 営業回りをしているときにドラッグストアの薬剤師さんとお話をしていて、「お客様に、せっかく買ったのに効かなかったと言われると困るので、効きの良い薬を勧めている」というようなことを言われたことがあります。その背景には、このような、ユーザー側が服用すると必ず排便に至ることを最重視している現実があると思われます。しかし、この指向だけにとらわれていると、便秘薬選びで思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。私たちの調査によると、市販便秘薬ユーザーの体には、実際に、余計な負担がかかってしまっているようなのです。

    便秘薬をのんで下痢をしている人が多い

    下の円グラフをご覧ください。これは当社のネット調査で、市販の便秘薬をのんだ時にどのような便が出ているかを聞いたアンケートの結果です。ちょうど良いバナナ便が出ている人は全体の19%にすぎず、水のような便か形がはっきりしないような柔らかい便が出ている人がそれぞれ9%と36%いらっしゃいます。このアンケート結果を見ると、軟便になっている人は、薬の効きが足りなくて硬便になってしまっている人より、ずっと多いように見えます。 便秘薬をのんで下痢をする人が多い 円グラフを通じて見てみる限り、便秘薬ユーザーは服用すると必ず排便に至ることを重視するあまり、必要以上に強い薬をのんでいるか、必要以上に多くの分量をのんでいるように見えます。確かに便秘薬をのむ目的は便を出すことですが、もし、この現状が、のむ側が望んでいる姿そのものを正しく映し出しているのだとしたら、私たちは服用を薦めるどころか、無暗に薬に頼らないようにしましょうと言わなければならなくなってしまいます。

    ■買う人が望むこと ②複数回答編

    ところで、便秘薬を買う人が薬に求めていることは、本当に出すことだけなのでしょうか?次のグラフは、先ほどと同じ質問を複数回答可で再度問うてみた結果です。同じ設問でも、複数回答可とするだけで、景色が変わります。 便秘薬を選ぶとき重視する点複数回答 「服用すると必ず排便にいたること」は引き続き1位となっていますが、「お腹が痛くならないこと」「クセになりにくいもの」を挙げる人が大幅に増えています。市販便秘薬をのむ人達は、ただ排便に至るだけではなく、できればお腹が痛くならず、できれば薬がクセになるないようにしたいと考えているようです。 この結果なら、希望が持てます。この3つをどんな時も完璧に満たす便秘薬は、ありませんが、この3つをバランスよく追求していく方法なら、あるからですしかも、体にも、余計な負担をかけずに追求することが可能です。多少面倒でも、バナナ状のちょうどよいお通じが出るように工夫すればよいのです。薬をのんでいても、ちょうど良いお通じが出るくらいの量をのむ分には腹痛はありませんし、薬がクセになる心配も少なくなります。 私たちは、便秘薬ユーザーは、ただ出せば良いと思っているのではなく、本当は薬を使ったときにもちょうどよいお通じを出したいけれど、そのやり方を医療者や便秘薬メーカーがうまく伝えられていないのだと考えています(「便秘薬メーカーの使命の話」もご参照ください)。 バナナ状のちょうどよいお通じのことを、当社では「バナナ便」と呼んでいます。便秘薬をのんだ時にもバナナ便を目指すことが、カラダに負担をかけずに、バランスのとれた便秘薬の使い方を実現する大切な秘訣です。そのための簡単で実践的なご提案を2つ、書いてみたいと思います。

    ■提案 その1 調節して飲むこと

    これまで何度か申し上げた通り、便秘の程度は人によって大きく異なります。また薬の効きく度合いも人によって差があります。ですので、便秘薬は自分の便秘の調子にあわせてのむ量を調節する必要があります。服用して軟便になるようでしたら、バナナ便が出る程度まで徐々に量を減らしていきます。多くのお薬は、多少の調節ができるように服用量に幅をもたせていますので、購入時の箱の裏面や、能書を再度読んでみてください。もし、1日1錠の服用が定められているお薬を、1錠のんだだけで下痢をしてしまう場合は、もう少し細かく調節できる便秘薬に変えたほうが良いかもしれません。 毒掃丸は、小さな粒の丸剤(がんざい)のお薬で、服用量を1日1~3回、のむ量も1日最大90丸までの範囲で、自由に調節できます。お通じがない日に適量を服用しながら、長い目では腸活で生活改善をしていただき、徐々に減薬していくことをお勧めしています。また、整腸薬を活用することもおすすめです。普段は便秘薬ではなく毒掃丸整腸薬などの整腸薬を使用し、便秘薬は出が悪い時に使うようにすれば、日々強い便秘薬を飲み続ける場合と比べてクセになりにくくなります。

    ■提案 その2 できれば試してから買うこと

    また、便秘薬は人によって特定の成分が効きにくいということもあります。のむ量を調節しやすい便秘薬を見つけて購入したとしても、成分が合わず効きが悪いようでは困ってしまいます。可能なら、購入前に試すこともお勧めの方法です。いくつかの便秘薬メーカーは、試供品を無償で提供しているようです。またドラッグストアなどが試供品を配布することもあるようです。 当社でも、便秘薬・毒掃丸と、整腸薬・毒掃丸整腸薬の試供品を、無料でお送りしています(←太字の商品名をクリックしてください)ので、ぜひお試しください。便秘薬・毒掃丸の試供品にはおすすめの服用方法の説明も同封してあります。 ただし、今別の便秘薬をのんでいる方が試供品を試される場合は、複数の便秘薬を同時に服用しないようにしてください。 いかがだったでしょうか。調節も、試すことも、それほど手間がかかるわけではありません。のむ量を細かく調節できる、自然な成分の便秘薬・毒掃丸を賢く活用して、是非ともすっきりとした日々を過ごしていただきたいと思っています。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。今後、記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 広告やブランドサイトは、企業にとっては生活者の皆様への真剣勝負のプレゼンの場でもあります。当社は主にBS(衛星)放送で毒掃丸のCMをしているほか(最近では11月~12月に集中的に放映)、限られた量ではありますが、様々な宣伝活動をさせていただいています。その際に、当社は、すこし変わったキャッチコピーを用いています。 『「効きすぎない」のも思いやりです』 –これが毒掃丸の現在のキャッチコピーです。 便秘薬の毒掃丸(どくそうがん)|山崎帝國堂 (dokusogan.jp) 例えばBS放送のCMは、「便秘薬で、ちょうどよいお通じ出せていますか?」という問いかけから始まり、調節しやすい生薬の便秘薬である毒掃丸ならちょうどよいお通じを目指せることを説明し、最後に「『効きすぎない』のも思いやりです」と締めます。毒掃丸で、カラダに思いやりをもった便秘対策をしましょう、という流れです。 そもそも、便秘薬の役割は、便を出すことなのに、効きすぎないと言うのはちょっと変わっていると思っています。もしかして、少ししか便が出ない弱い薬なのか…そう誤解されることは、売上だけを考えるならマイナスだからです。 便秘薬の本質は、体に作用して「便を出す」ことです。便秘に悩み、色々他の方法も試しても便が出ず、わざわざお金を払ってお買い求めいただくのですから、まずはしっかり出すことが、とても重要です。便秘薬の効き目は個人差が大きいですし、成分によって合う・合わないがありますので一概には言えませんが、当社の複方毒掃丸も他の便秘薬同様、用法に従えば多くの場合しっかりと出るお薬です。 ではなぜ「効きすぎない」とあえて打ち出すかというと… それは、たとえ便が出たとしても、お薬が効きすぎて下痢になることを避けて頂きたいと考えているからです。 便秘薬の飲みすぎによる下痢は、つらくて不快です。また、腸を刺激する便秘薬は、長期間のみすぎると腸の神経を麻痺させ、クスリが効きにくくなると専門家の間で広く考えられています(例えば、978-4-7849-4848-2.pdf (jmedj.co.jp)。但し、十分な解明はされておらず、逆の意見もあります。(V Villanacci G BassottiG Cathomas, et al. Is pseudomelanosis coli a marker of colonic neuropathy in severely constipated patients? Histopathology. 2006 Aug;49(2):132-7. doi: 10.1111/j.1365-2559.2006.02481.x.))。 毒掃丸に限らず、便秘薬を飲んで、お腹が痛くなるようでしたら、長期間にわたって「そんなものか」と思いながら飲み続けることのないようにしましょう。 便秘薬を服用される際には、自分に合った成分・分量を、必要な時だけ服用し、効きすぎるよりは、効きすぎないちょうどよいお通じを目標にしましょう。 →ちなみに、毒掃丸のおススメののみ方はコチラです。 複方毒掃丸の飲み方|毒掃丸(どくそうがん)|山崎帝國堂 (dokusogan.jp) ) ただ、便秘薬の正しいのみ方を短時間でお伝えするのは、結構難しいものです。例えば、誰でも必ず一発でちょうどよいお通じが得られるわけではないですし、出なかったらどうすれば良いのか、効きすぎたらどうすれば良いのか、またクスリを徐々に減らすにはどうすれば良いのか… なかなか、短いCMや、パッケージ裏の表記では伝えきれません。リンクしました飲み方のページのほかにも、お客様相談窓口、商品同梱物、ユーザーさま向けプレゼンや、このブログなど、さまざまなチャンネルで情報を発信していきたいと思っております。 写真説明:当社ブランドサイトのトップに掲げた、「効きすぎない」のも思いやりです、のフレーズ。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。もし記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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