タグ別アーカイブ: 調査結果

  • 世の中に、自分が便秘だと自覚している人は、いったいどのくらいいるのでしょうか?それは老若男女どんな人たちで、どの程度ひどい便秘なのでしょうか。また、最近便秘は増えているのか、減っているのでしょうか? 日ごろあまり接することのない情報かと思いますが、今回はそうしたニッポン人の便秘事情が分かるようなデータをいくつかご紹介してみます。   ■まず最初に、国民生活基礎調査という国の大規模な調査から数字を抜き出して、2つの観点からニッポン人の便秘事情をみたいと思います。この調査は、現在我が国で行われている53の基幹統計の一つで、統計法に基づき厚生労働省によって実施されています。保健、医療、福祉、年金、所得等国民生活の基礎的事項を調査するかなりカバー範囲が広い調査であり、内容を絞った小規模な調査が毎年、フルスペックの大規模な調査が3年ごとに行われています。大規模調査の年には、調査対象は最大70万人にもおよび、対象の抽出方法や調査方法も統計学的にちゃんと設計されているからでしょう、調査の結果は政策以外にも広く活用されています。 国民生活基礎調査|厚生労働省 (mhlw.go.jp) まず、この3年ごとの大規模調査から、性・年齢ごとの便秘訴求者数を見ることができます。 グラフ:厚労省 国民生活基礎調査 2016年  より作成 縦軸が便秘の悩みを訴える人が1000人中何人いるかで、横軸が年齢、赤い棒が女性で、青い棒は男性です。1000人中の有訴者数が少なく見えるのは、複数回答可とは言え43もの症状(体がだるい、眠れない、耳鳴りがする、等々)から選ぶからだと思います。ここで便秘を選んだ人は、おそらく自分が便秘持ちであると強く自覚している人たちなのでしょう。 グラフから解るのは、(1)女性の方が男性より便秘に悩んでいること、(2)高齢になると便秘に悩む人がぐっと増える、の2点ですが、これは皆さんの感覚と一致しませんか? 女性は、筋肉量・骨盤の形・黄体ホルモンの影響など、便秘になりやすい要素が男性より多いのです。また、加齢は、腸の動きが衰えることや、食事量の減少、腸内細菌叢の変化など便秘の要因になります。80歳代になると、ほぼ男女の差がなくなるのが印象的です。当社にも、高齢男性からの便秘の相談は大変多いです。 グラフ:厚労省 国民生活基礎調査 1998~2019より作成 また、この調査は長期にわたり比較可能であるという利点があります。グラフは、この20年間で便秘に悩む人が減っていないことを示しています。しばらく前から乳酸菌入り食品の市場は爆発的に増加しており、巷では腸活ブームです。生活態度も以前より健康的になってきていると思うのですが、便秘に悩む人はなかなか減りません。年齢別に細かく見ると、実は多少の変化は見られ、中高年層の便秘有訴者数減少を、高齢者自体の人数が増えている影響が相殺している(若い人の便秘は増減が見られない)のですが、ちょっと細かい話なので今日は深入りしません。便秘は意外と長く付き合わなければならない人が多い症状なのです。   ■つづいて、5155人の日本人を対象にしたインターネット調査に基づく研究論文から、興味深い数字を2つご紹介します。 Prevalence and Self-recognition of Chronic Constipation: Results of an Internet Survey (nih.gov) Tamura A, Tomita T, Oshima T, Toyoshima F, Yamasaki T, Okugawa T, et al.  J Neurogastroenterol Motil. 2016; 22(4): 677-84 「日本人における便秘に対する認識と頻度」というのが日本語題なのですが、この調査によると、日本人の28.4%が、自分を便秘だと認識しているそうです。男女別にわけると男性の19.1%、女性の37.5%が自分を便秘だと認識しています。なかなかリアルな結果です。 この研究では、実に興味深いことに、同じ人たちに週の排便頻度も聞いています。結果は次の通りです。 8回以上  25.0% 3から7回 66.6% 0から2回  8.4% 平均排便回数 6.9回 平均すると、毎日1度出ているんですね。一方で、週に0から2回しか排便できていない人が8.4%もいらっしゃるというのは、驚きです。これまでの当社のデプス調査と呼ばれる消費者調査(少人数にプロが長時間インタビューする調査)で、便秘は自分にとっては深刻な悩みであると言われる方が何人もいらっしゃいましたが、それも納得です。   ■以上から、ニッポン人の便秘事情をまとめてみます。 ・便秘に悩むのは女性が多いが、高齢になると男女ともである ・この20年で、日本において、便秘に悩む方の数は減っていないようだ ・日本人の約3割の方が自分を便秘と認識している(という調査がある) ・日本人の約1割は、週に0から2回程度の排便しかできていない(という調査がある) 便秘を完全におこらなくする方法は、残念ながら今のところ見出されていません。でも、生活習慣や食生活の改善など、日々の便秘に対処する方法はたくさんあります。また、正しく服用すれば、市販の便秘薬も頼もしい助っ人になります。肝心なことは、便秘を悪化させることを避け、上手に便秘に対処しながら、便秘を気にしすぎることなく日常生活を楽しく送っていくことだと思います。   写真説明:会社の食堂から、敷地内の桜がきれいだったので写しました。木々の新緑が美しい季節になりましたが、ヒンヤリした朝の風に、一瞬、桜の花が咲く時期のことを思い出しました。 ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。今後、記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)  

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  • 当社のような便秘薬メーカーの使命は何なのかについて、日々考えています。安心安全な医薬品を定められた手順でしっかりと作り、安定供給をし、販売後のお客様のお問合せ等にも責任をもって答える― こうした医薬品メーカーとしての基本的な義務を全うするのは、まず一番大切な使命です。そしてもちろん、自らの薬で便秘を解消してもらうこと。研究開発をしていくこと。これらも大切な使命といえるでしょう。 実は、私たちは、その他に、さらなる使命があるのではないかと思っているので、今日はそのことについて触れてみたいと思います。   「84%と9%」 とても大きな差がある2つの数字です。少し古い話になりますが、これは、当社が外部業者に委託して2018年に行った、比較的作りこんだWebでの消費者調査で出てきたある種「不都合な」結果で、とても印象に残った数字です。 どちらも冒頭に掲載した、ブルーのグラフにある数字ですが、84%の方は、市販の便秘薬をのんでいる人の中で、「できれば便秘薬はのみたくない」と答えた人の割合です。便秘薬を売ることで生活している私たちは正直複雑な気持ちになってしまいますが、本来、薬は必要がなければ飲まないほうが良いものですから、結果が100%でもおかしくない訳で、こちらの方は特に意味のない質問かもしれません。一方、9%の方は、同じく市販の便秘薬をのんでいる人の中で、「自分は便秘薬をうまく使いこなしていると思う」と答えた人の割合です。 購買者の大多数は、本当は薬をのみたくないにも関わらず、他の方法で排便できないからでしょう、便秘薬を購入してくださいました。それにも関わらずほとんどの人が使いこなせている気がしていないのです。 そして、グラフの一番下の数字ですが、市販の便秘薬を飲んでいる人の12%しか、自分にあっている薬が何なのか、わかっていないようなのです。 2番目の項目にあるように、購入した便秘薬を使いこなしていないのであれば、これは当然そうなるでしょう。 1番上の数字が自然に見えますから、おそらく2番目・3番目の数字も、ある程度現実を反映しているものと思います。これらは、購入された薬が「正しく選ばれていない」か「正しく使われていない」結果ではないでしょうか(買う側の期待値が高いという面もあるのですが今回は触れません)。当然、市販便秘薬全体への不満につながるでしょうし、そもそも医薬品の使用結果として、看過できないものです。   当社では、これらの数字を真摯にとらえ、「便秘薬を正しく選んでもらう」ことと「正しい使い方を知ってもらう」ことも、便秘薬メーカーの大切な使命だと考えています。「正しい選び方」について私たちにできることは、正確で誇張しないCMやパッケージ表記を心がけることや、お店の薬剤師さんへの情報提供です。「正しい使い方」についてできることは、丁寧で地道な消費者のみなさまとのコミュニケーションだと思っています。   まだまだ道半ばですが、コツコツと実践はしてきたつもりです。例えば、前回ご紹介したキャッチフレーズ(わざわざ「効きすぎない」と何故言うのか | どくそうがん社長ブログ (dokusogan.jp))もこの考えを踏まえたものです。また当社では今月以降生産する商品に同梱する小さなリーフレットを新たに作成しましたが、そこに主に書かれているのは「飲んでも出なかったときどうするか」と「飲んで効きすぎたときどうするか」です。また、私自身、代表就任後の3年間に、地域のコミュニティに出向いたり、消費者向けイベントに参加したりして、これまで対面とZOOM上合わせて2,000人を超える方々に便秘薬の選び方と使い方に関するプレゼンテーション・講演・講座を行ってきました。   便秘に悩んで、クスリを飲むことを決意した皆さん全員に、「自分は便秘薬を、毒掃丸を、うまく使いこなしている」と言い切ってもらいたいものです。その暁には、便秘薬は、毒掃丸は、皆様にとっていまよりもっと役に立つ、頼りになるものになれているのではないか。そのように思っています。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。今後、記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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