居宅介護支援事業所のケアマネジャー様からご紹介いただいたお客様です。
〇ご対象者
80代 女性 要介護2
〇ご相談までの経緯
ご対象者は、ご自宅でご家族と同居し、ショートステイをご利用になりながら生活されていました。徐々に認知症が進行するなかで、在宅時の昼間の介護をされていた同居のご主人のご負担が、重く感じられるようになっていました。また、ショートステイ滞在時にも、他の入居者の部屋に入ってしまったり、歩き回っているうちに転倒したりされており、見守りがしっかりした施設への入居が必要な状態でした。弊社にご相談頂く前に、ケアマネジャー様が提案した施設にご見学に行かれていましたが、人手が少ない施設であったために、ご入居を断られてしまっていました。
〇ご相談の流れ
最初のご面談時に、地域内でも認知症への対応がしっかりしている介護付きの施設を6軒ご提案させて頂きました。お申込み後にまた断られてしまってはいけないので、ご提案にあたっては各施設と十分なすり合わせを行っています。ご同居の娘様が、そのうち3軒をご見学され、その際も、相談員が同行しています。
その中でも、ご自宅からやや離れた所にある、人員配置が手厚い施設がお受入に前向きで、ご相談者様の判断でその施設へお申込みをされました。
最初のご相談から1ヶ月もしない短期間でのご入居となりました。ご入居直後は、環境の変化にご対象者様の戸惑いが大きかったものの、徐々に落ち着かれていったそうです。
相談室大樹では、他の施設で断られてしまったケースでも、ご状況の正確な把握に務め、入居できる施設を親身になってお探しします。ご対象者様・ご家族様の今後のご健勝をお祈りいたしております。今回はアンケートにご協力頂き、ありがとうございました。