居宅介護支援事業所のケアマネジャー様からご紹介いただいたお客様です。
〇ご対象者
80代 女性 要介護1
〇ご相談までの経緯
ご対象者様は、足腰が弱くなったことをお感じになりながらも、マンションでお1人暮らしをされていました。そんな中、持病から足の手術をされることになり、術後には歩行が難しくなる可能性に直面されました。手術を3か月後に控え、術後はホームに移ることをご決断。担当ケアマネジャー様経由で、相談室大樹に施設探しのご相談を頂きました。
〇ご相談の流れ
今回のご相談のポイントは、ご入居のタイミングに合わせてお部屋を確保する事でした。手術入院が2か月後、ご退院は4か月後と見込まれていました。ホームのお部屋探しは、一般の賃貸住宅探しと似ていて、早い者勝ちで入居者が決まってきます。そのため、基本的には新設オープンの時以外、前もってお部屋を押さえておくことができません。そのため、最初のご面談の時に空室が出る可能性がありそうな候補先をまずは一通りお出しし、候補を少し多めに選んで頂くことにしました。この時チョイスした4施設を、ご入居予定日の約2か月前に見学に行くことにしました。ご見学は、ご対象者様本人と、娘様お2人、相談員の計4名で実施しました。2回に分けて1日2施設ずつ見て回り、うち最も気に入られた介護付きの施設に申込みをしました。
このホームは地域でも人気の高いところで、時々空室が出てもすぐに埋まってしまう状態でした。ご見学・お申込の時点も、お部屋が埋まってしまっていたので不安はありました。ご見学直前まで娘様は、インターネットで情報収集をされ、比較サイトで空室アリとされている別のある施設のご見学に切り替えた方が良いのではないかとご心配されていました。しかし、相談室大樹で独自に各施設に問い合わせたところでは、その別施設には、ご見学予定のホームよりもっと多い待機者がいることが分かり、予定通りのご見学をご助言しました。
結果として、予定通りご見学に行くことになり、前述のとおりお申込みに至ります。お申込み後にベテランのホーム長さんが上手に采配してくださり、何とか手術までにお部屋のご準備ができることになりました。
ご対象者様の手術は無事成功し、ご退院と時を同じく、ご入居となりました。相談室大樹では、タイミングを見計らう必要があるケースでも最適なタイミングでのアクションがとれるよう、ご家族・ホーム双方と調整して施設探しを進めていきます。
ご対象者様・ご家族様の今後のご健勝をお祈りいたしております。今回はアンケートにご協力頂き、ありがとうございました。