居宅介護支援事業所のケアマネジャー様からご紹介いただいたお客様です。
〇ご対象者
80代 男性 要介護3
〇ご相談までの経緯
ご対象者様は、認知症が進行し、日常の介護量も多い方です。ご自宅で奥様がお世話をされていたのですが、1年ほど前に奥様が倒れられてからは、週の大半をショートステイで過ごし、残りの日は同じ市内に住む娘様(ご相談者様)が泊まり込んでいる状態でした。特養にも申し込める介護度ですが、娘様は日常生活が楽しめる場で暮らすことがお父様のためによいと考えられ、ケアマネジャー様のご紹介で相談室大樹にご相談に来られました。
〇ご相談の流れ
娘様と、弊社でご面談をさせて頂き、有料老人ホームでのお暮しについて例示しながら7施設程度をご提案いたしました。その中で、立地・介護内容・ご料金等がご希望に合っている3施設に絞り込んでご見学をされました。一般的に、入居をお急ぎのお客様は空室がある施設に絞ってご見学をされますが、今回は数か月ならお待ちになれる状況であったので、待機の方が多い、すぐにはご入居ができない施設もご案内しています。3施設をご見学されて娘様がお選びになったのは、高台の公園に隣接した、人気が高い介護付きの施設でした。
待機の方が他に5名いらっしゃり、待ちの期間が長くなる可能性もありましたが、2か月半ほどで施設から「すぐにご入居はできますか?」とお声がかかります。一般的に大勢待機の方がいらっしゃる場合、空室が出た際には先に待機をしている方から順に声がかかりますが、声がかかったタイミングですぐに入居ができないと、次の方に声をかけていく仕組みになっている施設が多いです。従って、このような時には、すぐに入居の意思を伝えることが、早期入居を実現する重要なポイントです。最初に待機申込をした段階で相談員からその旨のご助言はさせて頂いており、娘様は施設側にすぐに入居する旨ご意思を伝えられました。約10日後にはご契約となり、想像していたよりも早いご入居が叶いました。
相談室大樹では、お客様が上手にご希望をかなえられるよう、あらゆる角度からご助言をさせて頂いています。
ご対象者様・ご家族様の今後のご健勝をお祈りいたしております。今回はアンケートにご協力頂き、ありがとうございました。