居宅介護支援事業所のケアマネジャー様からご紹介いただいたお客様です。
〇ご対象者
80代 女性 要介護5
〇ご相談までの経緯
ご対象者様は、介護施設で長期間の「ショートステイ」をされていた方です。ほぼ寝たきりでしたが、認知症の影響でベッドから起き上がってしまっては、転倒・ケガが絶えず、ご家族が病院に頻繁に呼び出される状態でした。また、気分の波が大きいタイプの認知症で、暴れてしまわれることもあり、施設を移らなければならなくなっていました。
〇ご相談の流れ
ご家族は、ご予算を押さえながらも、ご対象者様に合った介護を提供できる施設をご希望でした。アンケートを拝見するまで知りませんでしたが、他の紹介センターに先に相談したものの、入居先を見つけてもらうことができなかったようです。
相談室大樹では、難しい事例でも対応できる経験をもち、かつご予算内に収まりそうな施設を事前に探してから、最初のご面談に臨みました。普段は、3から6施設程度をご提案することが多いのですが、今回は2施設のご提案です。それも「施設によるご本人様の状態確認が済むまで、入居できるかわからない」ことをお伝えしてのことでした。
2施設ともすぐにご見学(相談員同行)にいくことになりました。1軒は、予算を押さえたタイプの住宅型有料老人ホームで、お受入れは可能そうですが、転倒対策がどこまでできるかは不明確でした。もう1軒は、数か月前にオープンしたばかりの重介護者対象のサービス付き高齢者住宅です。こちらは、対応してくださった施設長が、低床式のベッドでの転倒管理を提案されました。
ご家族は、2軒目のサービス付き高齢者向け住宅を選ばれ、その数日後にスピード入居となりました。ご入居後は、施設長の介護方針も奏功し、ご対象者の認知症もおちついており、転倒もされないようです。書類のご提出や、施設との橋わたしに関し、ご入居後のお手伝いも少しだけさせて頂きました。今後も何なりとご相談いただけたらと思います。
ご対象者様・ご家族様の今後のご健勝をお祈りいたしております。今回はアンケートにご協力頂きありがとうございました。