居宅介護支援事業所のケアマネジャー様からご紹介いただいたお客様です。
〇ご対象者
80代 女性 要介護1
〇ご相談までの経緯
ご対象者は、1年ほど前には独居が難しくなり、このところは娘様のマンションに身を寄せられて生活されていました。徐々に認知症が進み、トイレの失敗なども増えてきて、同居での介護も限界が見えてきた中でのご相談でした。
〇ご相談の流れ
最初のご面談時には、まずグループホーム(認知症向けの方向けの施設)と有料老人ホーム(一般に、介護付き有流老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅が含まれます)のどちらを候補にするか、ご質問を頂きました。ご対象者様はどちらでもご入居可能な状況でしたが、近隣の空室状況や、それぞれの特徴と生活をご説明したところ、娘様は有料老人ホームの中で検討していくことにされました。
近隣の有料老人ホームを5施設ほどご提案する中で、そのうち2施設のご見学希望を頂きました。1つはアットホームな雰囲気が特徴の住宅型の施設で、2つ目は地場の運営会社が1年前にオープンさせた、新しいサービス付き高齢者向け住宅です。
ご見学は2施設を同じ日の午後に続けてまわるように設定し、弊社の車でご対象者様本人、ご長男様と、担当相談員の3人でまわりました。施設見学は、1ヶ所あたり、だいたい1時間から1時間半かかりますから、ご本人様同行ですと、近隣の施設でも1日2か所までにするのがお勧めです。当日は、どちらの施設でもかなりじっくりと対応していただき、建物やサービスのみならず、担当してくださる職員さんのお人柄まで伝わってきます。どちらも心のこもった対応で、甲乙つけがたいご見学となりました。
最終的には、ご家族様で話し合われ、建物が新しい方の施設にお決めになりました。
相談室大樹では、ご家族の疑問に丁寧に答えながら、無理なく施設選びを進めていけるようサポートさせていただきます。
ご対象者様・ご家族様の今後のご健勝をお祈りいたしております。今回はアンケートにご協力頂き、ありがとうございました。