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  • 去る2024年6月20日、弊社は、「ゴホン!といえば龍角散」のキャッチフレーズや のどあめで有名な、株式会社龍角散さまと戦略的資本業務提携を締結しました。これは、家庭薬の伝統文化の承継と振興を目的とした、家庭薬の次の100年を視野にいれた、毒掃丸および龍角散ブランドの、戦略的で持続的な拡大を目指したものです。今回は、その内容についてご説明したいと思います。    

    ■戦略的資本業務提携とは?

      まず、戦略的資本業務提携とは何かをご説明すると…  語句の後半部「資本業務提携」というのは、相手企業の株への出資(=資本)をともなう形で、企業間の業務上の協力関係(=業務提携)を持つことを言います。企業間の協力関係にはいろいろなタイプがありますが、株への出資を伴う提携は、かなり踏み込んだ、深い関係です。ある企業が他の企業の株を持つということは、両社は ー何%株を持つかで程度は変わりますがー 運命共同体になることを意味します。そして、頭についている「戦略的」提携というのは、提携の目的が、両社の共通の重要な目的を達成することにあることを示しています。   つまり、戦略的資本業務提携というのは、【共通の重要な目標を達成するために、株への出資を伴う業務上の深い協力関係を持つ】ことを言います。今回、株式会社龍角散が、私たち山崎帝國堂が新たに発行する株式を購入してくださることになり、結果として同社が弊社の株式の約15~20%を所有することになります。尊敬する、株式会社龍角散と、こうした関係を持てたことを心より嬉しく思っています。(弊社は龍角散の株式は所有しません)

    ■株式会社龍角散について

      株式会社龍角散は、言わずと知れた、のどの専門メーカーで、メイン商品の医薬品・龍角散は、江戸時代にルーツをもつ超ロングセラー。また、龍角散の名を冠したのどあめのシェアは27%と国内トップです。売上規模は弊社よりはるかに大きく、家庭薬のリーディング企業でもあります。創業は1872年と、弊社の1888年よりも古い老舗です。ともに明治時代から続く家庭薬メーカーとして、弊社と株式会社龍角散は、伝統文化を守り国民の医療福祉を支え続けるという使命感を長年にわたり共有してきました。また、両社とも主力製品に生薬(しょうやく)を使っていることなど、薬の成分や製法にも一部共通するところがあります。   関連記事:ブログ記事「生薬の話① 生薬の魅力と歴史」/「薬樹ホオノキの植樹

    ■提携の戦略的目的について

      家庭薬の伝統文化の承継と振興が、今回の提携の大目的です。そのために、毒掃丸および龍角散ブランドを、戦略的・持続的に拡大していくことが、提携内容の中心となります。   我が国では、超高齢社会の到来や、医療財源のひっ迫が社会課題となっています。社会保障財源が枯渇する中、セルフメディケーションのニーズは今後著しく高まるでしょう。そんな中、私たち2社は、家庭薬の役割が今後大きく拡大していくと予想しています。毒掃丸や龍角散のような家庭薬製品は、長い歴史の中で有効性と安全性が立証されており、ご家庭でのセルフメディケーションの中核となるべきものです。伝統を守りながら、製品の品質をこれまで以上に高めていくことで、両ブランドを、国民の健康により大きな貢献ができる存在にしていきたいと考えています。   創業から130~150年の歴史をもつ両社が、次の100年も、安心安全の家庭薬メーカーとして日本人の健康を支えられたら…そんな思いで締結に臨みました。未来の人々の健康な暮らしを実現するために、身を粉にして取り組んでいく所存です。    

    ■今後の展開について

      提携後の展開ですが、まずは毒掃丸の正しい使い方などの理解促進を図ります。良いお薬でも、正しい活用方法がつたわらなければ、ユーザーの皆様に効果を実感してもらえず、発展や継続がままならなくなるからです。   株式会社龍角散は、のどの調子がおかしいと感じたときには、医療用の強い薬にたよらずとも、龍角散ブランドの製品群を上手に活用することで、セルフケアが可能であるということを、長年にわたり、広く啓発してきました。薬事的に適切で、かつ効果的なマーケティング手法を用い、日本のみならずアジア圏の何億人もの人々に、自社製品の正しい使い方を広めてきました。その手法を学ばせて頂き、毒掃丸を用いた便秘のセルフケアについて、国内外での理解促進を図ります。この展開には、資本提携で調達する資金などを用いて、この夏以降、5年間で数億円規模の投資を予定しています。その過程においては、両社の製品で重なるターゲットに対してのコラボレーションも積極的に進めたいと考えています。     家庭薬の伝統文化の継承についても、積極的に取り組みます。家庭薬の伝統文化というのは、(1)安心安全の製剤、(2)歴史に裏打ちされた製法、(3)安全性の高い原料、(4)伝統を大切にしながらも進取の気性に富む企業文化 などから構成されていると考えています。これらの各項目について、まずは自社の基盤を盤石にしつつ、取組みのレベルを継続的に向上させます。同時に、2社でのコラボレーションや、業界活動などの様々な手法を用いて、長期的に承継・発展を図っていきたいと考えています。   これら以外にも、シナジー効果が見込める施策があれば検討していくことになっております。     以上のように、今後、両社で様々な取り組みを進めてまいります。今回の提携は、弊社の130年の歴史の中でも極めて重要な決断です。株式会社龍角散にとって、他メーカーへの資本参加は初めてのことだと聞いており、弊社としても身の引き締まる思いです。心機一転、躍進をはかる毒掃丸のこれからに、ぜひご期待ください!また、株式会社龍角散と、私たち山崎帝國堂を、引き続きよろしくお願い致します。    

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      複方毒掃丸は、6種類の生薬が自然に近いお通じを促す便秘薬です。小さな丸剤なのでのむ量を調節しやすく、ちょうどよいお通じを目指せます。毒掃丸無料サンプルはこちらからお申込みいただけます。 複方毒掃丸の写真 複方毒掃丸     ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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  • 広告やブランドサイトは、企業にとっては生活者の皆様への真剣勝負のプレゼンの場でもあります。当社は主にBS(衛星)放送で毒掃丸のCMをしているほか(最近では11月~12月に集中的に放映)、限られた量ではありますが、様々な宣伝活動をさせていただいています。その際に、当社は、すこし変わったキャッチコピーを用いています。 『「効きすぎない」のも思いやりです』 –これが毒掃丸の現在のキャッチコピーです。 便秘薬の毒掃丸(どくそうがん)|山崎帝國堂 (dokusogan.jp) 例えばBS放送のCMは、「便秘薬で、ちょうどよいお通じ出せていますか?」という問いかけから始まり、調節しやすい生薬の便秘薬である毒掃丸ならちょうどよいお通じを目指せることを説明し、最後に「『効きすぎない』のも思いやりです」と締めます。毒掃丸で、カラダに思いやりをもった便秘対策をしましょう、という流れです。 そもそも、便秘薬の役割は、便を出すことなのに、効きすぎないと言うのはちょっと変わっていると思っています。もしかして、少ししか便が出ない弱い薬なのか…そう誤解されることは、売上だけを考えるならマイナスだからです。 便秘薬の本質は、体に作用して「便を出す」ことです。便秘に悩み、色々他の方法も試しても便が出ず、わざわざお金を払ってお買い求めいただくのですから、まずはしっかり出すことが、とても重要です。便秘薬の効き目は個人差が大きいですし、成分によって合う・合わないがありますので一概には言えませんが、当社の複方毒掃丸も他の便秘薬同様、用法に従えば多くの場合しっかりと出るお薬です。 ではなぜ「効きすぎない」とあえて打ち出すかというと… それは、たとえ便が出たとしても、お薬が効きすぎて下痢になることを避けて頂きたいと考えているからです。 便秘薬の飲みすぎによる下痢は、つらくて不快です。また、腸を刺激する便秘薬は、長期間のみすぎると腸の神経を麻痺させ、クスリが効きにくくなると専門家の間で広く考えられています(例えば、978-4-7849-4848-2.pdf (jmedj.co.jp)。但し、十分な解明はされておらず、逆の意見もあります。(V Villanacci G BassottiG Cathomas, et al. Is pseudomelanosis coli a marker of colonic neuropathy in severely constipated patients? Histopathology. 2006 Aug;49(2):132-7. doi: 10.1111/j.1365-2559.2006.02481.x.))。 毒掃丸に限らず、便秘薬を飲んで、お腹が痛くなるようでしたら、長期間にわたって「そんなものか」と思いながら飲み続けることのないようにしましょう。 便秘薬を服用される際には、自分に合った成分・分量を、必要な時だけ服用し、効きすぎるよりは、効きすぎないちょうどよいお通じを目標にしましょう。 →ちなみに、毒掃丸のおススメののみ方はコチラです。 複方毒掃丸の飲み方|毒掃丸(どくそうがん)|山崎帝國堂 (dokusogan.jp) ) ただ、便秘薬の正しいのみ方を短時間でお伝えするのは、結構難しいものです。例えば、誰でも必ず一発でちょうどよいお通じが得られるわけではないですし、出なかったらどうすれば良いのか、効きすぎたらどうすれば良いのか、またクスリを徐々に減らすにはどうすれば良いのか… なかなか、短いCMや、パッケージ裏の表記では伝えきれません。リンクしました飲み方のページのほかにも、お客様相談窓口、商品同梱物、ユーザーさま向けプレゼンや、このブログなど、さまざまなチャンネルで情報を発信していきたいと思っております。 写真説明:当社ブランドサイトのトップに掲げた、「効きすぎない」のも思いやりです、のフレーズ。   ひとこと 最後までお読みいただきありがとうございます。もし記事がお役に立ちましたら、SNSでもご共有いただけますと幸いです! 毒掃丸のお買い求めは全国のドラッグストア・通販サイトで。見つからない場合は「毒掃丸をください」と申し出てください。こちら(SHOPどくそうがん)でも販売しております→ショップどくそうがん | 便秘薬の毒掃丸 山崎帝國堂のネットショップ (dokusougan.jp)

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